アフリカ中部のコンゴ民主共和国の一部で患者が増え続けているエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は専門家による緊急の会合を開き、感染が周辺国にも広がるおそれがあるとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。 今月には国境を越えて隣国ウガンダを訪れた女性の感染が明らかになったほか、別の隣国であるルワンダとの国境近くの町でも患者が確認されました。 こうした事態を受けてWHOは17日、スイスのジュネーブで専門家による緊急の会合を開きました。会合のあと記者会見を行ったWHOのテドロス事務局長は、感染が周辺国にも広がるおそれがあるとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。 宣言ではコンゴ民主共和国とその周辺国に対して、国境などで感染の疑いがある人の検査を強化することや、感染の拡大を防ぐため、国民への正確な情報提供を行うことなどを勧告しています。 エボ
【ナイロビ共同】コンゴ(旧ザイール)からの報道によると、同国保健省は10日、東部の北キブ州とイトゥリ州で流行するエボラ出血熱の死者が疑い例も含めて200人を超えたと発表した。 コンゴ東部では豊富な地下資源を巡る武力衝突が相次ぎ、援助機関は治療や予防を十分に行えていない。コンゴのエボラ熱流行は1976年にアフリカ中部で初めて集団感染が確認されて以降10回目だが、保健省は「最も深刻な事態」と表明。隣国ウガンダなどに拡大する恐れが出ている。 保健省によると、死者は201人で、感染者は疑い例も含めると約320人となった。半数近くは、ウガンダ国境近くの住民という。
パリ2024 能登半島地震 速報 朝刊 記事一覧 紙面ビューアー 夕刊 記事一覧 紙面ビューアー 連載 ランキング その他 コメントプラス ニュースの要点 特集 動画・音声・写真 土曜別刷り「be」 記者イベント 天気 数独 12星座占い サイトマップ 検索 ヘルプ Q&A(よくある質問) 総合ガイド お申し込み ログイン マイページ 有料会員紙面ビューアーコース登録済み 無料会員(クーポン適用中)紙面ビューアーコース登録済み 無料会員紙面ビューアーコース登録済み 朝日ID会員 紙面ビューアーコース お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) メール設定 スクラップブック MYキーワード 会員特典・プレゼント 提携プレミアムサービス ログアウト
富士フイルムは10月20日、エボラ出血熱患者への投与拡大に備えて「アビガン錠200mg」(一般名・ファビピラビル)を11月中旬から追加生産する発表した。現時点で2万人分の錠剤と30万人分程度の原薬を在庫として保有しているが、感染拡大に備え、継続的に供給できるよう追加生産で備えておくとしている。 同社グループの富山化学工業が開発した抗インフルエンザ薬だが、エボラウイルスに対しても抗ウイルス効果があるとされ、これまでに西アフリカから欧州に搬送された複数人の患者に対し投与された。 11月中旬には仏政府とギニア政府がギニア国内で臨床試験を始める。試験には同社も協力し、効果と安全性が認められた場合は大規模な臨床利用のための提供要請が見込まれるとして追加生産を決めた。
西アフリカで患者が増え続けているエボラ出血熱について、アメリカのCDC=疾病対策センターは、感染拡大の勢いが衰えなければ、患者の数は来年1月には最大で140万人に達する可能性があるとの予測を発表しました。 CDCは、西アフリカで過去最大の規模で患者が増え続けているエボラ出血熱について、今後の感染の広がりを予測しようと、先月末から今月中旬までの間にリベリアとシエラレオネの2か国で報告された患者の数やその増え方などのデータを基にシミュレーションを行いました。 その結果、この2か国ではおよそ20日ごとに患者の数が倍増し、WHO=世界保健機関のまとめでおよそ4800人と報告されている2か国の患者数は、今月30日までにおよそ8000人に増えると予測しました。 さらに、現地で治療に当たった専門家などへの聞き取り調査から、報告されている患者数は氷山の一角で、そのおよそ2.5倍の患者がいると計算しており、
西アフリカ・ギニアのゲケドゥで、エボラ出血熱で死亡した患者の遺体を運ぶ「国境なき医師団」のスタッフ〔AFPBB News〕 リベリアとシエラレオネにおけるエボラウイルスの拡散は、死に至ることもあるこの感染症の過去最悪のアウトブレイク(集団発生)――公式発表によれば、少なくとも1229人が犠牲になった――を封じ込めようとする他の西アフリカ諸国の努力を上回ってしまう恐れがある。 しかし、ギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国でエボラ出血熱を封じ込めようと先頭に立って奮闘している国境なき医師団(MSF)によれば、被害に見舞われている国々からの支援増強要請に対する国際社会の反応は「全くない」という。 アフリカ大陸の他の地域におけるエボラ出血熱の集団発生に長らく対処してきた実績を持つMSFは、感染した患者を隔離する病室の確保に苦労していると話している。現地では国際的な支援団体がMSFのほかにはほとん
アトランタ(CNN) ナイジェリアの保健相は4日、同国の最大都市ラゴスでエボラ出血熱のため死亡したリベリア系米国人男性を治療していたナイジェリアの医師が、エボラ出血熱に感染したと発表した。 リベリア財務省高官だった米国籍のパトリック・ソイヤーさんは7月20日にナイジェリアの病院で死亡した。今回感染が確認された医師は、ソイヤーさんの治療に当たっていたという。 保健相によれば、ほかにも8人が隔離され、3人は検査の結果待ちだという。 世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱の流行はリベリア、シエラレオネ、ギニア、ナイジェリアの4カ国に広がっており、今年に入って感染したと思われる患者は1440人、死者は826人を超えた。 米疾病対策センター(CDC)のフリーデン局長は現在の事態について、「史上最大かつ最も複雑なエボラの流行」との見方を示す。米国は感染の拡大を食い止めるため、CDCの専門家50人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く