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2010年10月14日 (木) 20:07時点における版
スクリーンリーダー (screen reader) は、コンピュータの画面読み上げソフトウェアである。 日本の携帯電話「らくらくホン」を筆頭に、携帯機器にも搭載されている例も多い。
視覚障害者がパソコンを操作する際、健常者が行うように画面を見ながらマウス操作をすることは困難である。ウィンドウ画面を操作する場合に特に困難が伴う。特に全盲のユーザが支援技術無しにマウス操作することは不可能に近い。音声合成によってコンピュータの画面を読み上げるスクリーンリーダーはGUIのオペレーティングシステム (OS) を使用する視覚障害者に不可欠な物になっている。
厳密に言えば、スクリーンリーダーは、その名の通り、画面に表示された情報を音声で読み上げるソフトウェアである。近年では、画面を読み上げるというよりも、操作を読み上げる性能が高いものを合わせて「スクリーンリーダー」と総称することが多い。
スクリーンリーダーを使用することで、視覚障害を持っていてもMicrosoft WordやMicrosoft Excel、Internet Explorerといったアプリケーションを使用することができる。そのことが視覚障害者の就労支援に生かすことができるものと期待されている。
OSごとの状況
Windows
実用化されているスクリーンリーダーのほとんどは、Microsoft Windows対応のものである。例えば、JAWS for WindowsやNVDAがある。日本語環境では、高知システム開発の提供してるPC Talkerが著名である。
Mac
多言語OSとなったMac OS X v10.4 Tigerに搭載されたVoiceOverは、英語等の環境では機能するが、日本語環境では機能しない仕様が採用されている。Mac OS X v10.5 LeopardのVoiceOverは、日本語を含む2バイトの言語にも対応するとしている[1]。
Linux
Linuxに関してはBRLTTYがあり、日本語に対応するBRLTTY Plusの開発が展開され[2]、更にGR for UNIXへと展開されている[3]。
日本の携帯電話
らくらくホンは、現行の機種は購入すると全てスクリーンリーダーが組み込まれており、そのためもあってか視覚障害者への普及率は極めて高く、7割以上である。 同業他社のKDDIも「簡単ケータイ」がスクリーンリーダー組み込み機種である。 ソフトバンクは、現在iPhoneのアクセシビリティ機能にあるスクリーンリーダー機能を活用する方針であるが、日本語化は大きくは進んでいない。(詳しくはMacの項目を参照の事)