中国・香港株式市場・大引け＝中国優良株指数が続落、電池メーカー巡る報道で　香港は反落

［上海　７日　ロイター］ - 中国株式市場の優良株指数は続落して取引を終えた。中国電池メーカーを巡る米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）報道が嫌気された。

６日のＷＳＪは、サプライチェーン（供給網）で強制労働の疑いがあるため、米フォード・モーターと独フォルクスワーゲン（ＶＷ）に関連する中国電池メーカーを米国への輸出禁止リストに加えるべきと共和党議員グループが主張していると報じた。

上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は２．４８４８ポイント（０．０８％）高の３０５１．２７８７。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業３００銘柄で構成するＣＳＩ３００指数(.CSI300), opens new tab終値は１８．１３１ポイント（０．５０％）安の３５７４．１１４。

金融株(.CSI300FS), opens new tabは０．１８％高、生活必需品株(.CSI000912), opens new tabは１．１６％安、不動産株(.CSI000952), opens new tabは１．３４％高、ヘルスケア株(.CSI300HC), opens new tabは０．７２％安。

フォードのパートナー企業である寧徳時代新能源科技（ＣＡＴＬ）(300750.SZ), opens new tabは５．７％安、ＶＷが出資する国軒高科(002074.SZ), opens new tabは２．１％安。

香港株式市場は反落して引けた。

ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は１０９．８５ポイント（０．５９％）安の１万８３６６．９５。

ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）(.HSCE), opens new tab終値は４４．６９ポイント（０．６８％）安の６５１０．３７。

エネルギー株(.HSCIE), opens new tabが０．３％高、ＩＴ（情報技術）株(.HSCIIT), opens new tabが１．５５％安、金融株(.HSNF), opens new tabが０．２５％安、不動産株が０．３２％安。

週間ベースで見ると、ＣＳＩ３００指数は０．２％安、ハンセン指数は１．６％高。