中国・香港株式市場・大引け=レンジ取引、3中総会の発表に注目

[上海 17日 ロイター] - 中国株式市場は勢いを欠き、主要株価指数は狭いレンジで推移した。香港株はほぼ横ばい。18日まで開催される中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回総会(3中総会)で発表される政策に注目が集まっている。
上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は13.4494ポイント(0.45%)安の2962.8549。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tab終値は3.301ポイント(0.09%)高の3501.584。
企業や消費者の心理が低迷しており3中総会は信頼感を高めることを目指すとみられる。しかし成長促進と債務削減といった相反する目標が掲げられ、改革の実施に向けた進展はほとんどない可能性がある。
金融株(.CSI300FS), opens new tabは1.01%高、生活必需品株(.CSI000912), opens new tabは1.91%高となった。不動産指数(.CSI000952), opens new tabは2.43%、ヘルスケア株(.CSI300HC), opens new tabは2.31%それぞれ上昇した。
ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は11.43ポイント(0.06%)高の1万7739.41。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE), opens new tab終値は19.04ポイント(0.30%)安の6297.49。
エネルギー株(.HSCIE), opens new tabは4.4%安、IT(情報技術)株(.HSCIIT), opens new tabは0.13%安。一方、金融株(.HSNF), opens new tabは0.35%高。不動産株も1.33%上昇した。

LSEGデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります ※中国株式市場香港株式市場

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