中国・香港株式市場・大引け=中国反落、EVへの追加関税で経済に懸念 香港反発

[上海 13日 ロイター] - 中国株は反落して終了した。欧州連合(EU)が中国製電気自動車(EV)に追加関税を課すと発表したことで、経済を巡る懸念が高まった。香港株は米株など海外市場の上昇に追随して反発した。
EUの追加関税は予想されていたため比亜迪(BYD)(1211.HK), opens new tabや理想汽車(リ・オート)(2015.HK), opens new tab、吉利汽車(0175.HK), opens new tabなど大手EVメーカーは軒並み上昇した。
しかし貿易を巡る中国と西側諸国の対立激化を想起させ、中国の輸出に対する懸念が強まった。
上海総合指数(.SSEC), opens new tab終値は8.5488ポイント(0.28%)安の3028.9187。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数(.CSI300), opens new tab終値は17.992ポイント(0.51%)安の3526.131。
生活必需品株(.CSI000912), opens new tabは1.53%安、不動産(.CSI000952), opens new tabは2.06%安、ヘルスケア(.CSI300HC), opens new tabは1.09%安となった。
ハンセン指数(.HSI), opens new tab終値は174.79ポイント(0.97%)高の18112.63。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)(.HSCE), opens new tab終値は62.45ポイント(0.98%)高の6421.81。
IT(情報技術)株(.HSCIIT), opens new tabは1.94%、金融株(.HSNF), opens new tabは0.12%、不動産株は0.32%それぞれ上昇した。エネルギー株(.HSCIE), opens new tabは0.8%安。
BYDは5.82%高とH株で値上がり率トップだった。

LSEGデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります ※中国株式市場香港株式市場

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