米西部で猛暑、「ヒートドーム」現象で3600万人に影響

[7日 ロイター] - 米国立気象局(NWS)は7日、カリフォルニア州を中心に発生している「ヒートドーム」現象により、人口の約1割に相当する3600万人が記録的な暑さの影響を受けていると明らかにした。
ヒートドームとは上空の高気圧が熱い空気を押し下げてドームのような形を作り、熱を閉じ込める現象。 もっと見る
 米国立気象局(NWS)は7日、カリフォルニア州を中心に発生している「ヒートドーム」現象により、人口の約1割に相当する3600万人が記録的な暑さの影響を受けていると明らかにした。カリフォルニア州カレクシコで撮影(2024年 ロイター/Zoe Meyers)
NWSによると、ワシントン州やオレゴン州、カリフォルニア州、アリゾナ州北部、アイダホ州中部では気温が最高記録を更新する見通し。
カリフォルニア州とネバダ州の州境にあるデスバレー国立公園では、12日にかけて最高気温が54度近くに達する可能性があるという。
NWSは、高温や乾燥、強風が重なり、山火事のリスクが高まっているとして警戒を呼びかけている。

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