東京マーケット・サマリー(4日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べてドル安/円高の161円前半で推移している。
きょうは米国が休場となるため東京市場も全般は見送りムードが強く、ドルは高値圏で売買が交錯した。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は、前営業日比332円89銭高の4万0913円65銭と5日続伸して取引を終えた。前日の米市場で早期利下げ期待を背景にハイテク株が買われた流れを引き継いだ。日経平均は終値ベースの過去最高値、東証株価指数(TOPIX)は史上最高値を更新した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが985銘柄(59%)、値下がりは586銘柄(35%)、変わらずは74銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.077%になった。前営業日(0.077%)から横ばい。「市場参加者の構成も変わりなく、調達意欲は強い」(国内金融機関)の声が聞かれた。
<円債市場>
国債先物中心限月9月限は前営業日比27銭高の142円76銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp低下の1.080%。米金利低下を背景に買いが優勢となった。30年債入札は無難な結果と受け止められたものの、全体相場への影響は限定的だった。
<スワップ市場・気配>

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