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ミッドナイト (双葉文庫 し 33-07) 文庫 – 2022/9/8
柴田 哲孝
(著)
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購入オプションとあわせ買い
プーチンも戦慄する重大な軍事機密とは!?
次期警察庁長官候補の大江から非公式のオファーを受けた警察庁公安〈サクラ〉田臥は、ロシアのスパイ親子を青森から警察庁に陸路で連れていくことに。
戦闘機F35の重大な秘密を握る親子に、次々と敵が迫り来る。日米ロの諜報員が対峙する緊迫のサスペンス大作。好評シリーズ第4弾!
次期警察庁長官候補の大江から非公式のオファーを受けた警察庁公安〈サクラ〉田臥は、ロシアのスパイ親子を青森から警察庁に陸路で連れていくことに。
戦闘機F35の重大な秘密を握る親子に、次々と敵が迫り来る。日米ロの諜報員が対峙する緊迫のサスペンス大作。好評シリーズ第4弾!
- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2022/9/8
- 寸法1 x 1 x 1 cm
- ISBN-104575525995
- ISBN-13978-4575525991
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商品の説明
著者について
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。86、87年、パリ・ダカールラリーに参戦。
2006年『下山事件 最後の証言』で、第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)を受賞。
07年『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞する。
『銀座ブルース』『デッドエンド』『クラッシュマン』『リベンジ』『下山事件 暗殺者たちの夏』『怖い女の話』など著書多数。
2006年『下山事件 最後の証言』で、第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)を受賞。
07年『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞する。
『銀座ブルース』『デッドエンド』『クラッシュマン』『リベンジ』『下山事件 暗殺者たちの夏』『怖い女の話』など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2022/9/8)
- 発売日 : 2022/9/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 464ページ
- ISBN-10 : 4575525995
- ISBN-13 : 978-4575525991
- 寸法 : 1 x 1 x 1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 314,354位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
26グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
止まるところを知らないスリルとサスペンスで、一気に読んでしまいました。
2021年2月27日に日本でレビュー済み
柴田氏の新作として期待半分、タイトルと表紙絵の安っぽさに期待減衰と言った気分で読み始めたが、近年の柴田氏作では最も残念な作品だった。
少し調べたところ、本作はシリーズ物第四作との事。「デッドエンド」、「クラッシュマン」、「リベンジ」ときて、本作「ミッドナイト」となる(らしい)。「リベンジ」以外は既読だが、全くシリーズ物である事を感じられず、未読の方でも別にシリーズだからと言って一作目から読む必要は無い。登場人物が重複する程度のシリーズ。
本作は、警察庁公安部に所属する田臥が、上司に内密な話しとしてバーに呼び出される。そこである ”仕事” の依頼をされる。
文中に書かれているが、本来警察では命令されることは ”任務” であって 上司から ”仕事” の命令は無い。この辺りは柴田氏は上手いと言うか、ストーリーに入り込めるネタを散りばめる。
さて、その ”仕事” とは、北海道で身柄を保全しているロシア人亡命者の父娘を東京まで送り届けると言う護衛の任務。 ”仕事” なので異例の要望があり、陸路での移動が条件となる。
結局、本作はこの青森でロシア人親子の身柄を引き受けた主人公田臥が、細心の注意を払ってルートを選定しているにも関わらず、なぜか情報が洩れて行く先々で敵に襲われるというだけの物語。だから派手な銃撃戦やカーアクションが好きな方なら別だが、映像では無く文章でそれを読まされても、と自分では感じてしまった。
内容が平凡だと、柴田氏特有の表現がより一層鼻に突く。やたら” ”で言葉を括る、やたら商品名や武器名をあげる、やたらアイフォーンと言う言葉を使うなど。ネットでの表記は、どこもiPhone。スマホはスマートフォン。アイフォーンと言う表記が出るたびに苦笑してしまう。商品名や武器名がやたら出てくるのは、その方が恰好良いと思っているからなのだろうが、そのくせ主人公田臥が手に取るのは「魔法瓶」。サーモポットとかサーモボトルとかおしゃれな言い方は別にあるだろうに。
更に本作ではやたらとランボーの詩が出てくる。敵側の一人が口ずさむと言う設定なのだが、これも” ”で括る手法同様、暴走族漫画の影響なのかな?
また本作のキーとなるのは、護衛するロシア人が所持する機密情報。それの奪い合いとなるのだが、流石イマドキの作品、その機密情報はロシア人のiPhoneに入っている。そして護衛するロシア人は主人公田臥に心を許し、その機密情報を教えるのだが、その方法が田臥にショートメールでURLを送るというもの。
ここが全く理解できない。その後、その文章を日本語に解読してもらう為に主人公田臥は別の人に依頼するのだが、それも田臥からその人にURLを教えるというもの。
んんん?情報はPDFみたいな形式でデータファイルとしてロシア人のiPhoneに入っているのでは?自分はアンドロイドユーザーなのでiPhoneには詳しくないが、iPhoneにはサーバーとしての機能があるのか?スマホに保存している写真などのデータファイルを共有する為にパスを送ると言うのなら理解出来るが、それだとURLでは無いよね?
田臥から依頼人にURLを送り、依頼人は自分の娘にそれを送る。そんな簡単にスパイが自分のiPhoneにアクセス出来る設定にするのか?それだったら何もロシア軍がiPhoneを入手しようとしないのでは?
最後、東京に到着したロシア人は、結局アメリカに亡命する。それだったら、札幌のアメリカ領事館に最初から逃げ込めばよかったのでは?
事件の黒幕による私怨と言うのが物語の筋なのだろうが、それ以外は話しが全く練られていない。
少し調べたところ、本作はシリーズ物第四作との事。「デッドエンド」、「クラッシュマン」、「リベンジ」ときて、本作「ミッドナイト」となる(らしい)。「リベンジ」以外は既読だが、全くシリーズ物である事を感じられず、未読の方でも別にシリーズだからと言って一作目から読む必要は無い。登場人物が重複する程度のシリーズ。
本作は、警察庁公安部に所属する田臥が、上司に内密な話しとしてバーに呼び出される。そこである ”仕事” の依頼をされる。
文中に書かれているが、本来警察では命令されることは ”任務” であって 上司から ”仕事” の命令は無い。この辺りは柴田氏は上手いと言うか、ストーリーに入り込めるネタを散りばめる。
さて、その ”仕事” とは、北海道で身柄を保全しているロシア人亡命者の父娘を東京まで送り届けると言う護衛の任務。 ”仕事” なので異例の要望があり、陸路での移動が条件となる。
結局、本作はこの青森でロシア人親子の身柄を引き受けた主人公田臥が、細心の注意を払ってルートを選定しているにも関わらず、なぜか情報が洩れて行く先々で敵に襲われるというだけの物語。だから派手な銃撃戦やカーアクションが好きな方なら別だが、映像では無く文章でそれを読まされても、と自分では感じてしまった。
内容が平凡だと、柴田氏特有の表現がより一層鼻に突く。やたら” ”で言葉を括る、やたら商品名や武器名をあげる、やたらアイフォーンと言う言葉を使うなど。ネットでの表記は、どこもiPhone。スマホはスマートフォン。アイフォーンと言う表記が出るたびに苦笑してしまう。商品名や武器名がやたら出てくるのは、その方が恰好良いと思っているからなのだろうが、そのくせ主人公田臥が手に取るのは「魔法瓶」。サーモポットとかサーモボトルとかおしゃれな言い方は別にあるだろうに。
更に本作ではやたらとランボーの詩が出てくる。敵側の一人が口ずさむと言う設定なのだが、これも” ”で括る手法同様、暴走族漫画の影響なのかな?
また本作のキーとなるのは、護衛するロシア人が所持する機密情報。それの奪い合いとなるのだが、流石イマドキの作品、その機密情報はロシア人のiPhoneに入っている。そして護衛するロシア人は主人公田臥に心を許し、その機密情報を教えるのだが、その方法が田臥にショートメールでURLを送るというもの。
ここが全く理解できない。その後、その文章を日本語に解読してもらう為に主人公田臥は別の人に依頼するのだが、それも田臥からその人にURLを教えるというもの。
んんん?情報はPDFみたいな形式でデータファイルとしてロシア人のiPhoneに入っているのでは?自分はアンドロイドユーザーなのでiPhoneには詳しくないが、iPhoneにはサーバーとしての機能があるのか?スマホに保存している写真などのデータファイルを共有する為にパスを送ると言うのなら理解出来るが、それだとURLでは無いよね?
田臥から依頼人にURLを送り、依頼人は自分の娘にそれを送る。そんな簡単にスパイが自分のiPhoneにアクセス出来る設定にするのか?それだったら何もロシア軍がiPhoneを入手しようとしないのでは?
最後、東京に到着したロシア人は、結局アメリカに亡命する。それだったら、札幌のアメリカ領事館に最初から逃げ込めばよかったのでは?
事件の黒幕による私怨と言うのが物語の筋なのだろうが、それ以外は話しが全く練られていない。