Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: 発達障害・グレーゾーンのあの人の行動が変わる言い方・接し方事典 (こころライブラリー)

15件の合計評価、レビュー付き:5

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日本から

2024年8月7日に日本でレビュー済み

私も主人も発達障害です。2人とも診断は結婚後の事でした。学術的な文献は色々読んできましたが、これは素晴らしい実用性がありました。
私も主人も2人で色々工夫しながら何とか続けてきた生活でしたが、今回は、主人にとって私の特性の困難さがどれだけ主人にストレスに加えて来たかの気付きがありました。
主人の特性由来の、大変さも何でそうなるのか？も、分かりました。また明日から頑張ろうと、思える本を、ありがとうございます。

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ふ

パートナーの発達障害に悩む人にオススメします

2024年7月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

診断を受けていなくても、一緒に暮らしていれば相手が明らかに発達障害だと感じ取れる場面があると思います。度合いが酷い場合だと、相手に診断やカウンセリングを受けてもらう事すら難しいと思います。暴言や対外的に大きすぎるミスなど、こちらの人生にとってダメージが大きくても、子供がいたり、何らかの事情で別れられない場合、何とか折り合いをつけて一緒に暮らしていく事を模索しなければなりません。それはとても大変な作業で、精神を大きく消耗してしまいます。発達障害と渡り合う時間では、この「消耗」という言葉がキーワードになります。対応者の「消耗」、これを最大限減らすノウハウがこの本には詰まっています。基本、発達障害者を根本から変える事は出来ないけれど、対応する側をできる限り消耗させないテクニックは私にとって大きな学びとなりました。著者様、監修様、出版社様、良い本を出版してくださり本当にありがとうございます。

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JKL

『差別行為性発達障害』の恐ろしさ

2024年8月11日に日本でレビュー済み

よく勉強されている方はご存知のように、ASやADHの特性（ケツのDisorderを短絡的に障害と雑に訳したバカは戦犯級）の一つひとつは、大小誰にでも見られる極めて一般的な人間の特徴です。
そうした人間の特性のうち、人にはもちろん傾向の強い弱いがある、というわけです。
そして、どういうものが発達障害と診断されるか、と言えば、最も決定的なことは「本人か、他人、いずれかが本人の特性により社会生活で著しい困難を伴っていること（※診断基準）」により診断が下されます。ようは、もともと誰でも持っているヒトの特性が、他人から見咎められているかどうか、ということに過ぎません。
現代に入って発達障害が極めて増えているのは、単純に人々が、「自らの常識や理想をネット上で共有化し続けた結果、それまで多様性に富んでいた他人像が一気に収束され、人々の他人像から寛容さが失われてしまい、その凝り固まった他人像に当てはまらない行為が目障りに感じる」ようになってしまったからです。

「あ、あんな一言はオカシイ」「ここで忘れるなんて変だ」「そこはこうするべきでしょ」
現代の閉塞感が、そうした我々の作り出した「理想の他人像」から来ていることに、いったい何人の方が気づいていらっしゃるのでしょうか。。。閑話休題。

例えば、その行為がどの特性なのか、ASDなのかADHDなのか（ご存知のように発達障害者の多くはASDやADHD、後述する差別行為性など、複合的に発現することがほとんどです）もろくに切り分けず、ただ「自分が気に入らないところ」をヒステリックに発達障害と一括りにして、相手を「あの人」と読んで差別的名誉毀損行為をする。そして、「差別ではない。区別だ」などとでも言うのでしょう。これは大変な問題です。

そうした自分の気に入らない人間をどうしても貶めたい、その酷さを公開したい、と思う、だけではなく、我慢しきれずに実行までうつしてしまう方は、「差別行為性発達障害」の可能性があります。

発達障害の※診断基準は、「もともと持っている人間の特性が強く発現する」ことにより、「自分か他人が著しく困難な状態になる」ことです。

人は、哺乳類です。なので、群れるのが本能です。これには、脳内のオキシトシンというホルモンが中心に関わっています。いわゆる愛情ホルモンというものです。
このホルモンは、他者とのふれあいを気持ちいいと感じさせる性質がある一方で、副作用があります。
オキシトシンが過剰な状態のときは、「自分の仲間うちで、ルールを破る、自分の気に入らない行動をとる、など、いわゆる『浮いている人間を排除する行動（差別行為）』を取る」と、気持ちが良くなってしまうのです。
いわゆる「みんなの正義のために、こいつを成敗するのがいいことなんだ！！」という身勝手なトリップ状態に導いているのが、このホルモンです。
（学校でイジメをしたり、ママ友サークルで仲間外れにしたり、会社でパワハラをするタイプの人間が、派閥を作るのが好きなタイプであることが多いのは、このためです。派閥好きは、パワハラ予備軍なのです）
農耕と封建制で発展してきた日本社会は、この差別行為特性が大変強い国民性を持っています。
昨今、SNSで何か失敗や悪い噂のあった有名人を死ぬまで罵倒しつづけたり、後輩や部下を目の前から消えるまで罵り続けたり、自分が気に入らないと思った人間を何でもかんでも発達障害者として公開するような方々は、重度の差別行為性発達障害の方々です。
「彼ら」は、「『常識や会社のルール、教えているやり方などなど、自分の思う正義を守らない、破る、言うことを聞かない人がいる→なので、イライラする。処分して気持ちよくなりたい！！』というオキシトシン作用から起こる感情を、どうしても我慢できず持て余してしまう」タイプの人々です。
もちろん、そうしたルール違反をもどかしく思う気持ちは、誰でも大小は持っているものです。それがオキシトシンの作用です。
「彼ら」が定型発達の方と違うのは、ここからです。
差別行為性発達障害の方は、そうした状態の渦中にいる人に対して、「反省させるために罵倒する、仲間外れにする、無視する、侮辱する、その人がどれだけダメな人間なのかを本やブログに暴露して名誉毀損する」といった行動が「どうしても我慢できない」のです。そのために、「他人（この場合は渦中の相手）を著しい困難な状態にしてしまう」のです（もちろん、その「他人」に当たる方が困難を表明できなければ発達障害と診断してあげることすらできません。逆に、自分（うちのコ、旦那）は発達障害だ！こんだけ困ってる！と騒げば、それだけで発達障害の診断はつきます。これは発達障害の診断現場における大きな課題です。先程の前者のパターンならグレーゾーン、後者なら発達障害者が現代で量産されている理由でもあります。ただ、精神科医としては儲かるので、この問題が改善されることは一生ないでしょう。放っておいても生まれる妊娠患者だけ受け入れて困難患者は総合病院に転院させて責任逃れをし、自由診療の名の元に補助金より高い額を常にぼったくる開業産婦人科医のようなものです）。
例えば、パワハラをしている人間というのは、「自分は正義！」と信じていることがよく話題になります。「俺は、みんなのため、会社のために、やっている」のだと。
ようは「彼ら」は、その迷惑行為中、オキシトシンにより気持ちよくトリップさせられているだけということです。
定型発達の方であれば発達の過程で、「こんな言い方しちゃダメだよね、こんな怒り方ダメだよね、事実でも公共の場に本人の悪口を書くようなマネはやめておこう」と学んで自制できるようになるのですが、「彼ら」は差別行為特性が強過ぎて、どうしても我慢できないのです。
不幸なのは、この差別行為性発達障害という発達障害が、現代ではまだ完全に見過ごされている、ということです。ですから、「彼ら」を医療につなげることができません。
このように、パワハラや、差別行為が世の中から無くならないのは、実は「彼ら」自身が発達障害の深刻な患者であることに、自身も、パートナーも、世界中の誰もが未だ気づいておらず、そのために周囲のサポートが全く期待できない、ということに他ならないのです。

「彼ら」は、ただの『迷惑な人』ではありません。
「彼ら」も、立派な『発達障害患者』であり、周囲の無理解に苦しんでいるのです。

私たちが絶対に忘れてはならないことは、発達障害の特性ひとつひとつは、そもそもが誰でも持っている特性だと言うことです。
それら、一つひとつの特性は、すべて適切な対応があります。
一人ひとりの理解により、それら困難が解決できることは、この本でも述べられていることなのではないでしょうか。
そもそも英語の発達障害「developmental disorder」というものは、身体障害などで使う「disability」とは異なり、文字通り「秩序的な問題がある≒社会的困難」ということで、私たちが暮らしのなかでイメージしている『障害』とは、そもそも区別すべきものだと考えます。
それを「あの野郎が気に入らない、ムカつく」からと言って、発達障害という便利な診断名を利用して、必要以上に重い「合理的区別」という名の「差別」をしているのです。
それが、世界有数の福祉国家「ニッポン」の現状です。

我々の社会に本当に必要なものは、「差別」ではなく、「理解」だったはずです。
このような不幸な状況が少しでも早く解決することをただ、祈るばかりです。

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津島尚樹

発達障害と銘打っているのに、行動矯正の対象者の定義すら曖昧。単に他人を自分に都合良く動かす為のマニュアル

2024年7月1日に日本でレビュー済み

「実用書」と銘打っているだけあり、「あの人」を自分の思い通りに動かす為の方法が徹底的に細かく解説されている。

しかし根本的な問題として、何故そこまでして、「あの人」を思い通りに動かす必要があるのか、という点が無視されている。

本書では、発達障害の診断の有無に関わらず、行動を変えさせる対象となる人を「あの人」と呼んでいる。本当に発達障害ならば専門医の下で療養が必要であり、本を読んだだけの素人が生兵法で行動の矯正をしようとするのは危険である。逆に診断が無くても、誰かから見て都合の悪い人は皆「あの人」になってしまう。結局この本は、特定の誰かを「あの人」と決めつけて、自分に都合良く動かす為のマニュアルでしかない。

そこまでして、相性の悪い「あの人」と関わらなければならない理由は何だろうか。本書では、職場の部下や同僚、配偶者を念頭に置いて書かれている。職場であれば、合わない相手とも付き合わなければならない事はあるだろうし、仕事中と割り切れば、本書のようなマニュアルを頭に叩き込んで接する事も出来る。しかし家庭においてずっとマニュアルに従って接しなければならないのでは、いつか限界が来るであろう。

終りの方で、「離れる」のも悪くない、と書かれている。結局、配偶者が「あの人」だと思ったら、こんなマニュアルを読むまでもなく、物理的に離れる方が遥かに得策だろう。著者自身も、アスペルガー疑惑の夫とは10年以上別居状態にある。

著者の野波ツナ氏の職業は漫画家だが、アスペルガー・カサンドラ関係の著作しかない。彼女の漫画家としての能力は、それで生計を立てられる水準ではなく、「カサンドラ妻」の立場を利用しなければ著作を売る事が出来ない。その為に、彼女は如何に夫が大嫌いで関係が破綻していても、離婚する事が出来ない。

つまり本書は、経済的に自立できないために、相性の悪い夫に頼らなければならない女性の愚痴を、「発達障害」を煽情的な表看板にして売っているに過ぎない。経済的・精神的に自立した人間にとっては、本書は全くの無用な代物である。

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Kindleのお客様

とにかく不快💦💦

2024年7月20日に日本でレビュー済み

自分も「あの人」(中の下ぐらい？)、なんかとにかく不快だ　この作者！

そうか！
自分はこういう奴らと対峙し、できれば退治するために生まれてきたのか！と思ったとさ

あと、ジェンダー論の文脈からして、こういう感じのやつのを火炎放射のように喚き散らすのって、必ず女な、フェミ

たぶんつながってると思う

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