Amazon.co.jp：カスタマーレビュー: 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

上位の肯定的レビュー

新常識として広まってほしい本

2024年8月18日に日本でレビュー済み

■総論
マーケティングの新常識がわかる本。「ターゲティングマーケティングで既存顧客のロイヤルティを高める」など、どこかで聞いたことある正論チックな思い込みを正してくれる。
マーケティングにかかわらない人でも、広くビジネスの現場や個人のSNS運用等でも役に立つ考え方を教えてくれるので、関係ないと思わず手に取ってもらいたい。
■役に立った知見
・ブランドのロイヤルティは浸透率（リーチに依存）によって決まるため、ロイヤルティのみを高めることはできない
・どんな市場に属するブランドでも、リーチの広さ、思いつきやすさ（心理的可用性）、買い求めやすさ（物理的可用性）の3要素が最も重要
・効率がいいマーケティングは、「マーケティングしなくても買っていた層」にだけリーチすることになり意味ない
■所感
自分という商品を売り込むうえでも使えるものだと考える。私はコンサルタントなので自分を売り込む必要がある。
特定の分野・顧客に対して専門性を磨いて訴求していくよりも、広く自分というブランドをリーチさせていくほうが望ましいことは実感とも一致する。
個人で広告を打つことは難しくても、あまり自分に重要でない会議に参加したり、イベントの企画・運営側に回ったりなどで思いつきやすさ、買い求めやすさを高めることはできるだろう。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

上位の批判的レビュー

批判的なレビュー›

furue

確かにそういう論じ方もできるのだろうけど

2024年2月7日に日本でレビュー済み

面白い切り口ではあるので、楽しめる人も多いかも。
私はちょっと途中で飽きてしまいました。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

サインインしてレビューを絞り込む

157件の合計評価、レビュー付き:41

レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

日本から

まっきー

新常識として広まってほしい本

2024年8月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年8月29日に日本でレビュー済み

コトラー流のマーケティング理論にはエビデンスがないとしたうえで、データからマーケティングの実情を語ろうという一冊。膨大な参考文献が引かれており、日本のビジネス書によくあるポエムではないことが分かる。

内容の大半は『ブランディングの科学』に書かれている。STPは理屈倒れで、ライトユーザーに向けた施策が重要。編集がイマイチなのか、これが繰り返し繰り返し出てきて混乱する。
ただ、それ以外の研究も紹介されるので、『ブランディングの科学』の完全な下位互換という訳ではない。

気になるのは、相反するエビデンスや、さんざん攻撃しているコトラーやアーカーと整合しているポイントなどで丁寧な説明がないこと。実学に例外があるのは避けられないので、それ自体はいいのだが、どう受け止めればいいのかもう少し補足が欲しかった。

あとタイトルの『戦略ごっこ』は明らかにミスリード。せめて『マーケティング戦略ごっこ』だろう。いわゆる戦略論は基本的に出て来ない。もしこれが、普段はマーケティング論を読まない“未顧客”へのアプローチ手段だとしたら、品がないと言わざるを得ない。

数々の減点ポイントから星3と迷ったが、とはいえいろいろ学びがあったので星4つ。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年8月11日に日本でレビュー済み

一般的に認められているマーケティング理論に対して、一石を投じる書。

現実と理屈が乖離している場合に、どちらを信じますか？

個人的な購買行動をベースにすると本書の内容に納得感あり。

一方で、従来のマーケティング理論信望者にとっては挑戦的な内容。

いずれにしろ一読の価値有り。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年2月7日に日本でレビュー済み

面白い切り口ではあるので、楽しめる人も多いかも。
私はちょっと途中で飽きてしまいました。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年7月27日に日本でレビュー済み

マーケターは必読者と自信を持って言える良本。マーケティング領域では常識と思われていたルールのようなものがエビデンスを元にひっくり返されまくっている。非常に読んでいて気持ちが良いし、タイトルの通り『いままでやってきたことはごっこ遊びだったわ』と思わざるをえない。おっさんになる前に出会えてよかったと本当に思う。今でなければプライドが邪魔して読めなかったと思う。内容はめちゃ面白いが、自分の業務と照らし合わせながら読んだのでとんでもなく時間がかかってしまった。社内でお勧めしまくります。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Ryouji

株式会社コレクシア様には仕事を任せられないな、という印象しか。

2024年7月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

知人がドヤ顔で本著を紹介していたので読んでみました。また、本屋にも並んでいることが多く一般人に悪影響を与えていると思ったので苦言を書いています。

他の方も指摘していますが『ブランディングの科学』と内容は被っています。元ネタの書籍と主張は同様であり、劣化コピーという有様なので読む価値はありません。

とりあえず私が芹澤氏に伝えたいのは「メタアナリシスはご存じですか？」ということです。書籍の内容はマーケティング版のメンタリストDAIGOという印象であり、チェリーピッキング的なエビデンスを元に技術が間違っているとか使えないというのは科学的な態度としてよろしくありません。そして、ビジネスの課題を解決する技術者の態度としてもダメです。

特定の条件下の元で検証された論文でストーリーラインを作り、特定の課題を解決するために利用するというのは技術者的な観点であり、科学的には解明されていないが現実の課題が解決していることはよくあることです。製薬技術や半導体技術の工場を見れば一目瞭然です。なんだかわからないが様々な科学的知見を試行錯誤で擦り合わせたら上手く物が作れているだけです。

そうした人類の先端技術の粋がかつてはエンジンであり、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」ではアポカリプス後の世界はエンジンが作れないことが設定してあったわけです。現状でも、戦闘機のジェットエンジンを作れる国はごく僅かであり、中華人民共和国の国力が強大になっても試行錯誤の積み重ねが重要なエンジン技術や半導体技術に関しては明らかに遅れているわけです。

科学的なエビデンスは一側面でしかなく、おまけにアカデミアのエコシステム的に不正が起こりやすいことも論文を扱う人間には常識です（失敗した論文はそもそも表舞台には出てこない）。故に製薬や医療などの死亡事故が起きてからは取り返しがつかない研究に関しては、一つの論文が発表されたからと言って社会実装は絶対にしませんし、多くの観点から検証された論文が集まってから全ての論文が分析され、安全性が確認されたということでようやく社会実装が行われます。この分析作業がメタアナリシスになります。

そして、前述するように工学的な観点では科学的な再現性の厳密さを重視しません。現実の問題が解決したり成果が出ることを目的にしているからです。流行りの大規模言語モデル（LLM）も科学的にはよく分かっていない代物です。ただ、科学的知見を元に試行錯誤をした結果として技術が誕生したことは間違いないわけです。そういった例は山のようにあり、例えばベイズ統計学も登場当時は正確性に欠けると批判に晒されましたが、現代の機械学習には欠かせない科学技術になっています。

まあ、銀の弾丸などは人類に存在しませんが、一定期間が過ぎるとあれが使えないこれが使えないと主張する人間が現れるのは人類の歴史ではよくあることです。チェンソーで食材を切る人間はいません。包丁で木材を伐採するバカはいません。

追記

著者のXのアカウントや信者を見ていたら本当に残念な気持ちになってきました・・・。学術的エビデンスを子供の玩具のように用いて喧喧諤諤と議論することは何も利益は生みません。

エビデンス云々と考える前にABテスト（学術的にはRCT（Randomized Controlled Trial）と呼ばれています）を行なってデータを集めればいいのではないでしょうか。

これは現場でも口酸っぱく言っていることです。あれこれ議論する暇があれば小さな実験を高速に繰り返して良質なデータを集めることが最も利益に繋がる行動です。

そうでなければ議論も重厚な資料も全て絵に描いた餅です。その活動は利益を生んでいますか？生んでいませんよね？利益を生んでいなければ単なるブルシットジョブです。

ABテストが難しいケースもありますが、データが豊富に集まっていることは間違いない状況であることが殆どです。それならばデータサイエンスのDiDなりRDDなどの手法で有意性を見つけてしまえば良いだけのことでしょう。

そして、事業が進んでいくごとにエビデンスの例などは世界のどこにも存在しない経営状況になります。学術論文には一定の再現性が求められますが、個別の経営に再現性なんかありません。ペイパル・マフィアのピーター・ティールも『Zero to One』で同様の指摘をしています。会社が成功する確率なんて求められるわけがないと。

市井の会社員でありながらアカデミアのモノマネをするぐらいならば大学院で活動したほうが良いのではないでしょうか。これは本当に素直に思っていることです。

もちろん学術的エビデンスに意味がないわけではなく、特定の条件下に於いては真理性があるでしょう。ただし、複雑極まりない市場環境でサバイバルしている企業ごとに条件が異なってくることは間違いありません。そもそも市場環境でさえ刻一刻と変化しているのに、過去のエビデンスが通用するのでしょうか。

それは経済学が政策に於いて無力と批判される要因の一つになっています。もちろん無いよりはマシなので経済学者がエビデンスを用いて政策の意思決定をするための判断材料（EBPM）にされています。ただし、実際に政策を実行した後に上手くいかないことが山ほどあったことは歴史を少し紐解けば誰もが理解出来るはずです。故に経済学者は役立たずと非難されるわけです（笑）

こういったマーケティングのエビデンスも全くもって同じです。刻一刻と変わっていく市場にはあまりにも無力ですし、個々の経営状況やプロダクトはそれぞれ違い過ぎるのに真理性を求めることは困難極まりないからです。

14人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年7月26日に日本でレビュー済み

エビデンスをベースにされているので
非常に納得感が高いので、
理解がスムーズにでき、非常に良い本です。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年6月4日に日本でレビュー済み

マーケティングって基本的に属人化、属組織化しやすいものだし、勝手に捏造したストーリーで社内は納得しちゃったりするものですが、本書のようなアプローチを提案していただけると、コンサルも存在価値あるなと思いました。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年4月7日に日本でレビュー済み

ここまで咀嚼して体系化するまで、どれだけの実務と学習を繰り返してきたかと考えると、同業者として頭の下がる思いです。単にエビデンス集めましたとかいう本ではありません。

私自身は、大学院でコトラー流を浴びてから実務の世界に出て、どうもすっきりしない事象が増えてきた中でブランディングの科学に出会って使い分けを学んだクチなので、すっきりと読めました。

ただ、やはり消費財寄りかな。
あとブランディングの科学で取り上げてない項目は相対的に薄くなっている。8.9章は弱い。

個人的にはブランディングの科学の副読本という位置付けです。

7人のお客様がこれが役に立ったと考えています

2024年5月14日に日本でレビュー済み

当たり前と思われている考え方から見直す、というコンセプトで描かれており、偏った思考を正してくれた。
また、しっかりエビデンスベースで書かれているのでとても参考になった。
何度も見直して業務に活かしたい。
ほかの著書も読んでみようと思う。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

カスタマーサービスが必要ですか？

‹ 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題の商品詳細を表示

Amazon Advertising 商品の露出でお客様の関心と反応を引き出す	Audible（オーディブル）「聴く」読書会員なら聴き放題	アマゾンウェブサービス（AWS）クラウドコンピューティングサービス	Amazonアウトレット訳あり商品をお手頃価格で販売

Amazonビジネス（法人購買）請求書払い法人価格・数量割引	AmazonGlobal 65か国/地域以上への海外配送がより簡単に	Shopbop 世界中の厳選されたファッションアイテム

戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

›

カスタマーレビュー

カスタマーレビュー

戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

上位の肯定的レビュー

上位の批判的レビュー

レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

日本から

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

戦略ごっこ―マーケティング以前の問題 › カスタマーレビュー

カスタマーレビュー

戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

上位の肯定的レビュー

上位の批判的レビュー

レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

日本から

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

コメントの読み込み中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

›

カスタマーレビュー