-
生成AI 真の勝者
- ›
-
カスタマーレビュー
- 生成AI 真の勝者
- ›
- カスタマーレビュー
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
61件の合計評価、レビュー付き:16
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
日本から
2024年8月10日に日本でレビュー済み
日経新聞、日経BPのサイトの記事のサイドストーリー的な内容も含まれ、コスパが良いと思います。学生さんが就活の一環で読まれるのもいいかと思います。
2024年7月8日に日本でレビュー済み
現在の生成AIをめぐる業界の歴史をサクッと理解するのには適した1冊だ。
生成AI分野でマイクロソフトが躍進を遂げている理由に、ナデラCEOが設けたシニア・リーダーシップ・チームの存在があるという。部門横断的な約15人の最高幹部会が毎週金曜日に開催し、サプライチェーンや技術的な積み重ねをその場で議論していく。つまり、生成AIという一つのイノベーションはすぐに複数サービスに横展開されるのである。
また、AWSの提携しているアンソロピックのAIモデルの安全性への取り組みは好感がもてる。国際連合の世界人権宣言や他のAI企業が発表するガイドラインを学習させているのである。
意外だったのは、AI関連特許の出願件数が1位はアドビだとうことだ。アドビの生成AIについては知り得ないが、何らかのものを準備しているのだろうか。相変わらず日本勢の弱さが目立つIT業界だが、中国の驚異がそれをさらに鮮明にしていくのだろう。
現実的に毎日のように生成AIを使う限りにおいて、大した変化にはなっていない。しかし、生成AIの脅威は従来のサービスにそれが付加されることが標準となると、それでないものは淘汰されてしまうところにあるのではないだろうか。いずれにしても電力だけは膨大に必要になることだけは確かだろう。
生成AI分野でマイクロソフトが躍進を遂げている理由に、ナデラCEOが設けたシニア・リーダーシップ・チームの存在があるという。部門横断的な約15人の最高幹部会が毎週金曜日に開催し、サプライチェーンや技術的な積み重ねをその場で議論していく。つまり、生成AIという一つのイノベーションはすぐに複数サービスに横展開されるのである。
また、AWSの提携しているアンソロピックのAIモデルの安全性への取り組みは好感がもてる。国際連合の世界人権宣言や他のAI企業が発表するガイドラインを学習させているのである。
意外だったのは、AI関連特許の出願件数が1位はアドビだとうことだ。アドビの生成AIについては知り得ないが、何らかのものを準備しているのだろうか。相変わらず日本勢の弱さが目立つIT業界だが、中国の驚異がそれをさらに鮮明にしていくのだろう。
現実的に毎日のように生成AIを使う限りにおいて、大した変化にはなっていない。しかし、生成AIの脅威は従来のサービスにそれが付加されることが標準となると、それでないものは淘汰されてしまうところにあるのではないだろうか。いずれにしても電力だけは膨大に必要になることだけは確かだろう。
2024年7月23日に日本でレビュー済み
まず読んでみて感じたことは、自分自身に照らし合わせると、ふんわり分かっていたことを、しっかりと確認するための書籍として良かったという点です。また、好きな章からスタートできる構成になっている点も有難いです。幅広く多くの方にお勧めできると思います。
2024年6月16日に日本でレビュー済み
エヌビディア(NVIDIA)と創業者が台湾生まれのスーパーマイクロ
コンピューター(Supermicro)といったGPU関連企業とGAFAM関連のAI提供企業の3者の
トップ企業の株価が爆上げ中でゴールドラッシュの真っ最中で昨今のITブーム
の牽引役となっていることが分かる一冊です。
常にAIに追い付かれる前に独創して協創し続ける必要があるようです。
シンギュラリティは来ないのか疑問に思いました。
DA PUMPの『U.S.A.』さながらの新世紀の幕開けであります。
日本の電子立国ぶりはファミコンよろしくゲームやガシェットに
いちゃった感があります。過去の成功体験と部分最適化の追求と
サイロ・エフェクトの罠に陥り、ガラパゴスと揶揄されて、
普遍的で物量的で構想力大なアメリカ様とは差が開くばかりです。
ユニークで独創的でニッチな高品質のプロダクトがまだ多くあるのが救いです。
コンピューター(Supermicro)といったGPU関連企業とGAFAM関連のAI提供企業の3者の
トップ企業の株価が爆上げ中でゴールドラッシュの真っ最中で昨今のITブーム
の牽引役となっていることが分かる一冊です。
常にAIに追い付かれる前に独創して協創し続ける必要があるようです。
シンギュラリティは来ないのか疑問に思いました。
DA PUMPの『U.S.A.』さながらの新世紀の幕開けであります。
日本の電子立国ぶりはファミコンよろしくゲームやガシェットに
いちゃった感があります。過去の成功体験と部分最適化の追求と
サイロ・エフェクトの罠に陥り、ガラパゴスと揶揄されて、
普遍的で物量的で構想力大なアメリカ様とは差が開くばかりです。
ユニークで独創的でニッチな高品質のプロダクトがまだ多くあるのが救いです。
2024年8月3日に日本でレビュー済み
日頃からAI関連の経済情報に触れているので証券会社のアナリストがこう言ってます的なこと大体知っているが、整理はされているので改めて俯瞰するのには有効だった。
ただ取材や情報をまとめたに過ぎず、それを踏まえたうえで筆者そのものの意見などは全くない。意見や考えを期待している人には向かない。
各章末にある関係者へのインタビューはその人の視点が見えて新鮮だった。
ただ取材や情報をまとめたに過ぎず、それを踏まえたうえで筆者そのものの意見などは全くない。意見や考えを期待している人には向かない。
各章末にある関係者へのインタビューはその人の視点が見えて新鮮だった。
2024年6月5日に日本でレビュー済み
自分は生成AIについて、重要そうなので興味関心はあるけれど、タイムリーに報道等は追えていないタイプ。
そのため、2022年10月のchat-GPTの発表から2024年4月までの生成AIを巡るあれこれについて、重要なプレイヤーへのインタビューも含めた丹念な取材によりまとめられている本書は、自分にとって大変良書であった。
特に良かった点をいくつか挙げると以下の通り。
・5つのテーマを単独で読んでも分かるようにしつつ、それぞれの関連にも配慮されていること。
・各テーマで現在にいたるまでの経緯事実関係を時系列で理解できるような書き方をされており、全体像が掴みやすい。
・その上で随所にキーマンのインタビュー内容等の単なる事実以外のことも挟まれており、刺激的。
・どのテーマも、日本はどうなの？と思ってきたあたりでタイミングよく日本の話が出てきて飽きない。
タイムリーな本でもあるけれど、この時期に何が起きていたかを丁寧に綴っておりしばらく経ってから読み返しても色褪せなさそうに思える。
何が起きていたか、今何が起きているか、といったことが驚きとともに大まかに理解でき、合わせてこれから何が起きるかについてもとても楽しみになった。
そのため、2022年10月のchat-GPTの発表から2024年4月までの生成AIを巡るあれこれについて、重要なプレイヤーへのインタビューも含めた丹念な取材によりまとめられている本書は、自分にとって大変良書であった。
特に良かった点をいくつか挙げると以下の通り。
・5つのテーマを単独で読んでも分かるようにしつつ、それぞれの関連にも配慮されていること。
・各テーマで現在にいたるまでの経緯事実関係を時系列で理解できるような書き方をされており、全体像が掴みやすい。
・その上で随所にキーマンのインタビュー内容等の単なる事実以外のことも挟まれており、刺激的。
・どのテーマも、日本はどうなの？と思ってきたあたりでタイミングよく日本の話が出てきて飽きない。
タイムリーな本でもあるけれど、この時期に何が起きていたかを丁寧に綴っておりしばらく経ってから読み返しても色褪せなさそうに思える。
何が起きていたか、今何が起きているか、といったことが驚きとともに大まかに理解でき、合わせてこれから何が起きるかについてもとても楽しみになった。
