上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0FP学習にかなり適している。ただ、頻出問題はこのテキストと動画で賄えるが、すべてを網羅することはできない
2024年8月29日に日本でレビュー済み
2024年度にCBT形式でFP3級を受験。
本書とほんださんのYouTubeチャンネルにある爆速講義動画を視聴して、正答率8割以上で合格しました。
まず注意すべきは、本書とYouTube動画だけでは、合格点には届かない恐れがあります。
本試験の問題のうち、5～6割ほどが本書とYouTube動画で学習した内容で解けましたが、4～5割ほど全く学習していない範囲から出題されました。学習していない範囲の問題は、当てずっぽうで答えたものと「自然な流れならこうだろうな」という予想で答えたものがありました。選択式の試験なので、知らない知識の部分でも半分は得点が取れていたようです。
開催する回によってはギリギリ6割に届かない可能性がありますので、確実に合格したい方は本書＋YouTube動画に加えて、過去問を繰り返し解いてから試験に臨むことをオススメします。
また、YouTube動画では解説していない範囲が本書でも出てきました。本書で初めて見る用語が出てきたときは、自分で検索をして調べるか、ほんださんのYouTubeチャンネルにあるFP2級向けの動画で解説している場合があります。
爆速講義で「この動画だけ視聴すれば合格する」という触れ込みがありますが、解説していない範囲からの出題も多いため、確実に合格したい人は他の書籍などで知識補完をした方がいいと思います。
上記の注意点を除けば、本書はFP技能検定の学習にかなり適していると感じました。特に電車通勤の方はアプリで頻出問題を繰り返し学習できるため非常に学習しやすいです。
ただ、繰り返しアプリで学習をしていると、問題と選択肢をパッと見て答えが暗記できてしまうため、実力は付きません。
アプリで問題を解く→解説動画を見る→しばらく時間を置いてからアプリで問題を解く
という流れで学習をすると、しっかり知識が定着し、内容も理解しながら進められました。
