いまホームプロジェクターを買うなら断然4Kがいい! 体験談とおすすめのモデルを紹介

2022年、プロジェクターを選ぶなら、4K対応の機種をおすすめする。その理由と、XGIMIやLGなど人気のプロジェクターを紹介。

紹介した商品を購入すると、売上の一部が GQ JAPAN に還元されることがあります。

ホームプロジェクターは断然4Kがおすすめ

Photo: Getty Images

筆者は数日前、ホームプロジェクターを購入した。機種は、XGIMI(エクス ジミー)の「HORIZON Pro」だ。価格は20万円弱と、ホームプロジェクターのなかでも高価格帯に位置するため、数日悩んだ末の決断だったが、自宅に届いたその日には購入してよかったと実感した。なぜなら、「大画面×4K画質」がもたらす映像体験が、これまでにない楽しさと驚きを与えてくれたからだ。

というのも、4K画質の動画とそうではない動画を投影して比較すると、素人目にもはっきりとわかるほど、映像の鮮明さが異なるのだ。動画配信サービスにて4K画質で配信されている、お気に入りのアーティストのミュージックビデオを観てみると、同じ動画を何度も観ているにも関わらず、これまでPCやスマホの画面では気づかなかったアーティストの表情や背景のプロップ、衣装のディテールが目に入ってくる。このように同じ動画であっても情報量がまったく異なり、これまで観ていたものは、映像のほんの一部でしかなかったことに気づいたのだ。

2、3年前であれば4Kの有無にここまで固執しなかったかもしれないが、いまは多くの動画配信サービスが4K対応のドラマや映画を配信するようになっている。その美しさを余すことなく享受したいならば、個人的には断然4K対応のプロジェクターをおすすめしたい。

XGIMI HORIZON Proとは

HORIZON Proは、2013年に設立されたプロジェクターメーカー、XGIMI(エクス ジミー)が販売する、家庭用プロジェクターとしては最高峰のスペックを誇るプロジェクターだ。UHD 4K(3840×2160ピクセル)の解像度を、最大300インチの大画面で投影する。オートフォーカスや全自動台形補正、スクリーン自動認識など、プロジェクターに搭載されうるほとんどの機能を備えるフルスペックである。

また、Harman Kardonのスピーカー(8W×2基)の音質も、プロジェクター内蔵スピーカーとしては申し分なく、本体自体の稼働音も非常に静かなので、サウンドの面でも優れている。

据え置きでの使用を想定しているためバッテリー稼働はできないが、本体はスリムでさほど重くない(2.9キログラム)ので、移動するさいもそこまで困らない。「これを買っておけば間違いない」といえるホームプロジェクターだ。

HORIZON ProにはAndroid TV 10.0が搭載されているため、Amazon Prime Videoやネットフリックス、DAZNなどの動画配信サービスがそのまま楽しめる。しかし、WOWOWオンデマンドについては非対応であったため、筆者はプロジェクターと同時にFire TV Stick 4K Maxも購入した。

おすすめの4K対応ホームプロジェクター

XGIMI HORIZON Proのほかにも、さまざまなメーカーから4K対応のプロジェクターが販売されている。Amazonで購入できるおすすめのホームプロジェクターを紹介する。本日23時59分までの特選タイムセール対象商品もあるのでお見逃しなく!

Anker 4Kプロジェクター「Nebula Cosmos Max」

XGIMIの「HORIZON Pro」と近いスペックの「Anker Nebula Cosmos Max」。投影サイズは最大150インチ、光の明るさは1500ルーメンとややHORIZON Proに劣るものの、10W×4基(40W)のスピーカーを搭載しており、プロジェクター内臓とは思えぬ大迫力サウンドが持ち味だ。台形補正やオートフォーカスはもちろん、Android TV 9.0も搭載している。

XGIMI 4Kプロジェクター「AURA」

壁面から20cmの投影距離で100インチ、40cmで150インチの大画面を映しだすことができる長単焦点のレーザープロジェクター。スクリーンの近くに本体を設置することができるため、誰かが前を横切るたびに影が映ることもない。価格は30万円超と高価格だが、究極のホームシアターを自宅に実現したい人にはもってこいの1台だ。

BenQ 4Kプロジェクター「GK100」

2020年度グッドデザイン賞を受賞したBenQのホームプロジェクター。8度までの角度調整チルトを備えているため、高さの調節がアクセサリーいらずでおこなえる。また、壁面から約1.77メートルで100インチを映しだす単焦点設計で、ソファ前のテーブルに置いても距離としてはじゅうぶん。

LG 4Kプロジェクター「HU70LSB」

Amazon限定で展開されるLGの「HU70LSB」は、4K対応でありながら15万円以下で購入できる、非常にコストパフォーマンスに優れるホームプロジェクターだ。コンパクトで主張の少ないデザインはどんなインテリアともマッチするはず。左右方向のレンズシフト機能はないため、スクリーンに対して正面に設置する必要がある点に注意(上下方向の台形補正はある)。

Anker プロジェクター「Nebula Cosmos Laser 4K」

「Nebula Cosmos Laser 4K」は、Ankerのプロジェクターラインナップの最上位モデルだ。光源には、一般的なLEDランプではなくレーザー光源を採用しており、精彩な映像表現と2400 ISOルーメンの明るさがストロングポイントとなっている。投影サイズは60〜150インチと、自宅リビングで使うならじゅうぶん迫力が感じられるサイズだ。プロジェクターの前を歩いたときに自動で映像が暗くなる「アイガード機能」も嬉しい。

BenQ 4Kプロジェクター「TK700STi」

BenQの「TK700STi」は、本格的なゲームプレイのために設計された短焦点ゲーミングプロジェクター。低入力遅延と複数の映像モードにより、スポーツゲームやシューティングゲームなど、素早い反射神経を要するゲームが快適に楽しめる。HDMI 2.0のポートが2基用意されているため、使用するゲーム機を切り替えるのも簡単。

Dangbei 4Kプロジェクター「Mars Pro 4」

中国発メーカー「Dangbei」の「Mars Pro 4k」は、家庭用プロジェクターながら3200ANSIルーメンの高輝度を実現し、さらに最大300インチ投影のレンズ、10W×2の大音量スピーカーを搭載するハイパワーマシンだ。自動台形補正やスクリーンフィット、オートフォーカスなどはもちろん、3D映像の投影が可能な点も魅力(3Dメガネは別途購入が必要)。


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