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コム デ ギャルソン / COMME DES GARCONS

■概要 コム デ ギャルソンとは、1969年に日本のファッションデザイナーの川久保玲が創設した高級既製服のブランド。1981年にはパリ・コレクションに初参加。パリ・コレクションに参加後、このブランドの服作りとして、これまでの細密なパターンと最小限な色彩が特徴の服と違って、造形性と感性の高い前衛的表現の服作りへと転向された。 ■沿革 1969年川久保玲によってコム デ ギャルソン活動がスタートし、1973年株式会社コム デ ギャルソンが設立される。ブランド名はフランス語で”少年のように”。1975年、東京コレクションに初参加し、同年表参道に直営店の青山店をオープンする。1978年にはメンズラインの「コムデギャルソンオム」が創設される。日本で成功を収めた後1981年パリ プレタポルテ コレクションにもデビューし、パリを中心に、世界で活動している。 ■日本での様相 今から約40年前の1975年に東京で初のショーが行われ、その後引き裂かれたような穴あきの黒い服がぼろルックといわれ批判されたこともある。黒を基調としたプレタポルテで独創的な世界観を発信し続けているが日本での人気はいま一つ陰りが見える。しかし世界では、200店舗ほどの直営店を持つ。2012年3月「ドーバーストリートマーケットギンザ・コムデギャルソン」が国内初オープンする。現在の日本のファッション界において川久保玲を筆頭に渡辺淳弥、栗原たお、丸龍文人のデザイナー達がメインストリームを構成している。現在はオム、オムプリュウス、ジュンヤワタナベ、オムドゥなどのブランドがある。 ■商品特徴 パリ・コレクションに発表するブランドやサイズの豊富な靴やバッグ、香水等16ブランドを持つコム デ ギャルソンの商品はチェックや水玉、スパンコール、レースなど優しく可愛い要素を使う特徴を持ちながら、強くて新しくかっこいいものを作るという姿勢は貫かれている。黒を主体にしてルーズなシルエットが特徴で、メンズブランドに関してはパリ・コレクションで発表された当時、いかつい肩や細めのウェストが主流であったにもかかわらず、肩の落ちた、緩やかなメンズものが提案された。オムドゥでは肩パッドの無いジャケットやしわ加工をしたアイテムで「日本製の日本人の為のビジネススーツ」が展開された。2016年~17年秋冬のトリコ・コム デ ギャルソンのコレクションでは、優しいフォークロアをテーマにしたふんわりと神秘のベールをまとった様なワードローブが並ぶ。 ★コム デ ギャルソンに関連する最新コレクション: ★コム デ ギャルソンに関連するサイト: ・VOGUEでコム デ ギャルソンを見るWikipediaでコム デ ギャルソンを見るInstagramでコム デ ギャルソンを見るコム デ ギャルソン公式サイト