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うずしお (潜水艦・2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うずしお
基本情報
建造所 川崎重工業 神戸工場
運用者  海上自衛隊
艦種 通常動力型潜水艦
級名 おやしお型
母港 横須賀
所属 第2潜水隊群第2潜水隊
艦歴
計画 平成7年度計画
発注 1995年
起工 1996年3月6日
進水 1998年10月15日
就役 2000年3月9日
要目
基準排水量 2,750t
水中排水量 4,000t
全長 82.0m
最大幅 8.9m
深さ 10.3m
吃水 7.4m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
川崎 12V25/25Sディーゼルエンジン × 2基
発電機 × 2基
電動機 × 1基
蓄電池 × 480個
出力 水上 3,400PS
水中 7,750PS
推進器 7翼スクリュープロペラ × 1軸
速力 水上 12kt
水中 20kt
潜航深度 600mから650m程度
乗員 70名
兵装 HU-603B 533mm魚雷発射管 × 6門
89式長魚雷およびハープーン対艦ミサイルを発射可能)
C4ISTAR ZYQ-3 潜水艦情報処理装置
レーダー ZPS-6 対水上
ソナー ZQQ-6 統合式
探索装置・
その他装置
潜望鏡
電子戦
対抗手段
ZLA-7 ECM
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うずしおローマ字JS Uzushio, SS-592)は、海上自衛隊潜水艦おやしお型潜水艦の3番艦。艦名は渦潮から由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、うずしお型潜水艦うずしお」(SS-566)に続き2代目にあたる。

艦歴

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「うずしお」は、中期防衛力整備計画に基づく平成7年度計画2700トン型潜水艦8107号艦[1]として、川崎重工業神戸工場で1996年3月6日に起工され、1998年10月15日に進水、2000年3月9日に就役し、第2潜水隊群第2潜水隊に編入され横須賀に配備された。

2004年8月19日から11月17日までの間、ハワイ派遣訓練に参加。

2007年8月23日から11月29日までの間、ハワイ派遣訓練に参加。

2011年1月17日、ハワイ近海での米国派遣訓練のため、横須賀を出港。4月20日に派遣訓練終了後グアムに寄港。同28日に帰港した。

現在も第2潜水隊群第2潜水隊に所属し、定係港は横須賀である。

歴代艦長

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歴代艦長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
1 田中太彦 2000.3.9 - 2001.3.22 防大23期 うずしお艤装員長 海上自衛隊幹部学校
2 田川和幸 2001.3.23 - 2003.6.19 防大27期 海上幕僚監部人事教育部
人事計画課
海上自衛隊幹部学校
3 窪田洋一 2003.6.20 - 2004.5.31 防大30期 潜水艦隊司令部 海上幕僚監部調査部調査課
4 杉山 治 2004.6.1 - 2007.1.31 防大29期 潜水艦教育訓練隊付  
5 布田英二 2007.2.1 - 2010.2.28 熊本商科大
39期幹候
はるしお艦長  
6 千原三武 2010.3.1 - 2011.10.20 防大36期 潜水艦隊司令部 あさしお艦長
7 伊藤裕雅 2011.10.21 - 2013.10.6   第1潜水隊群司令部幕僚 横須賀基地業務隊補充部付
→2013.10.31 こくりゅう艤装員長
8 原 利光 2013.10.7 - 2014.11.30 防大40期 潜水艦隊司令部 統合幕僚監部防衛計画部計画課
9 板𣘺正宣 2014.12.1 - 2016.3.22 防大39期 潜水艦教育訓練隊 潜水艦隊司令部
10 廣瀬正忠 2016.3.23 - 2017.6.22 防大34期 潜水艦教育訓練隊 潜水艦隊司令部 就任時、3等海佐
11 中島隆雄 2017.6.23 - 2018.7.9 防大46期 潜水艦教育訓練隊 潜水艦教育訓練隊
12 久保田真紀 2018.7.10 - 2020.3.15 潜水艦教育訓練隊 ちよだ航海長 兼 副長
13 古田将仁 2020.3.16 - 2021.7.4 潜水艦隊司令部幕僚 潜水艦教育訓練隊
14 石井 毅 2021.7.5 - けんりゅう艦長

脚注

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参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 『世界の艦船 増刊第665集 海上自衛隊潜水艦史』(海人社、2006年)

関連項目

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外部リンク

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