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アルケロコス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アルケロコス古希: Ἀρχέλοχος, Archelochos)は、ギリシア神話の人物である。トロイアの老臣アンテーノールテアーノーの子の1人。ホメーロスによれば兄弟のアカマースとともに戦術全般を極めた人物とされ、トロイア戦争でアカマースとともにギリシア軍と戦った[1]。トロイア軍がギリシア軍の防壁を攻撃したさいはアイネイアース、アカマースとともに第4部隊を指揮して戦った[2]。しかしプロトエーノールの仇を討とうとした大アイアースがプーリュダマース(ポリュダマース)に槍を投げたとき、プーリュダマースが避けたため、アルケロコスに当って死んだ[3]

脚注

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  1. ^ 『イーリアス』2巻(上巻p.80)。
  2. ^ 『イーリアス』、12巻(上巻p.376)。
  3. ^ 『イーリアス』、14巻(下巻p.72-73)。

参考文献

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