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シティ・ホール駅 (BMTブロードウェイ線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シティ・ホール駅
City Hall
ニューヨーク市地下鉄
改装後の駅ホーム、右側の壁の裏はメンテナンス部屋。
駅情報
住所 Murray Street & Broadway
New York, NY 10007
マンハッタン区
地区 シヴィック・センタートライベッカ
座標 北緯40度42分48秒 西経74度00分25秒 / 北緯40.71324度 西経74.007082度 / 40.71324; -74.007082座標: 北緯40度42分48秒 西経74度00分25秒 / 北緯40.71324度 西経74.007082度 / 40.71324; -74.007082
ディビジョン BディビジョンBMT
路線 BMTブロードウェイ線
運行系統    N Stops late nights only (深夜帯)
   R Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   W Stops weekdays only (平日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M9, M22, M55, M103, X27, X28
構造 地下駅
駅階数 2層(下層階は不使用)
ホーム数 島式ホーム 3面(上層 1面、下層 2面[注釈 1]
線路数 5線(上層 2線、下層 3線)
その他の情報
開業日 1918年1月5日 (106年前) (1918-01-05)[1]
利用状況
乗客数 (2016)1,977,733[2]増加 8.1%
順位 256位
次の停車駅
北側の隣駅 キャナル・ストリート駅: N Stops late nights only R Stops all times except late nights W Stops weekdays only
南側の隣駅 コートランド・ストリート駅: N Stops late nights only R Stops all times except late nights W Stops weekdays only
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops weekdays only 平日のみ停車
Stops late nights only 深夜のみ停車

シティ・ホール駅 (シティ・ホールえき、City Hall) はニューヨーク市地下鉄BMTブロードウェイ線の駅である。マンハッタン区シヴィック・センタートライベッカに掛かるブロードウェイとウォーレン・ストリートとの交差点とマリー・ストリートとの交差点付近、ニューヨーク市庁舎西側に位置し、N系統が深夜のみ、R系統が深夜を除く終日、W系統が平日のみ停車する。

駅構造

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G 地上階 出入口
B1
上層階
ホーム
北行線
B2番線
深夜帯:アストリア-ディトマース・ブールバード駅行きキャナル・ストリート駅
71番街駅行き(キャナル・ストリート駅)
平日:アストリア-ディトマース・ブールバード駅行き(キャナル・ストリート駅)
島式ホーム、左側の扉が開く。
改札口、駅員室、出入口、下層階連絡階段
島式ホーム、左側の扉が開く。
南行線
B1番線
深夜帯:コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅行きコートランド・ストリート駅
ベイ・リッジ-95丁目駅行き(コートランド・ストリート駅)
平日:ホワイトホール・ストリート駅行き(コートランド・ストリート駅)
B2 中間階 保管区画
B3
下層階
ホーム
B4番線 旅客列車入線なし(作業用車両が使用)
未成島式ホーム、不使用。
BM番線 旅客列車入線なし(留置等に使用)
島式ホーム、不使用。
B3番線 旅客列車入線なし(留置等に使用)
配線図
両層の線路は上下同じ位置を通過
下層線路(電化)
下層線路(非電化)
上層線路
ブロードウェイとマリー・ストリートの交差点の階段

上層階

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線路2線と島式ホーム1面を有した1面2線の構造でホームは地上からの階段が直接降りてくるため非常に幅が広く南端に向かうにつれ先細りしていく。

駅は1970年代に改装されており、駅の構造が変化している。この改装で壁面タイルや案内看板を新しい物に取り替え、白熱灯を蛍光灯に置き換えた。

ホーム南端

駅の北側にはかつてシーサスクロッシングが存在していた。これは元々この駅の上層階を1面2線のターミナルとしてここで列車を折り返す予定であったからである。ホームの南端側は先細りしているが反対の北端側は先細りしていないのもこれが理由である[3]

この駅の南側で線路は西側に急カーブを描きブロードウェイの1本西にあるトリニティ・プレイスの下に入りコートランド・ストリート駅に着く[4]

出口

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改札口はホーム中央にあり柵によりホームの改札内の部分と分けられている。ここから北側へ向かうとブロードウェイとウォーレン・ストリートの交差点東側に2つの階段が、南側に向かうとブロードウェイとマリー・ストリート交差点東側に1つの階段が接続している[5]

下層階

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連絡階段と下層階ホームを見る。閉鎖している柵と留置中の車両が見える。

下層階へは上層階ホーム中央にある1つの階段が接続している。下層階は2面3線の駅であるが東側にあるホームは未完成で階段も接続していない。下層階中央の線路は列車に応じて両方向への折り返しも可能な構造となる予定だったが、これはBMTブロードウェイ線の南側終点ホワイトホール・ストリート-サウス・フェリー駅と似た構造である。

当初は上層階で緩行列車が折り返し下層階を急行列車が使用する予定であったが建設が終了する前に計画が変更され、現在は上層階を旅客列車が使用し下層階は非営業列車の留置等に使われている。また、折り返す計画も立ち消えになり当駅に停車する列車は全てホワイトホール・ストリート-サウス・フェリー駅方面へ向かう。また、上層階南端側が下り勾配に掛かっているため下層階ホームは南端に向かうにつれ天井が低くなっていく[6]。下層階は完成してから1度も旅客列車は入線しておらず、東側のホームは建設そのものが中止された。

下層階ホームは480フィート(約150メートル)の長さで1両当たり60フィート(約18メートル)の8両編成の列車の留置に十分な長さを有している。ただし、使用できるのは西側と中央の2線のみで東側の1線はサードレールが無いため使用できない。なお建設当初は東側の線路にもサードレールはあり、日時は不明だが建設後に撤去されている[7]

脚注

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注釈

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  1. ^ 下層の1面は未完成

出典

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参考文献

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  • Lee Stokey. Subway Ceramics : A History and Iconography. 1994. ISBN 978-0-9635486-1-0

外部リンク

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