日本人ポーカープレイヤーTOP10【2024年9月更新】

日本のポーカープレイヤーランキングに興味がありますか?近年、日本人のポーカー選手が世界中で注目を集め、オンラインポーカーの普及に伴い、その実力を発揮しています。この記事では、トップ10の日本人ポーカープレイヤーのランキングと彼らが獲得した賞金額を紹介します。誰が最も成功しているのか、どのようにしてポーカープロとしてのキャリアを築いたのか、最新の情報をお見逃しなく!

日本人ポーカープレイヤーTOP10【2024年9月更新】

ポーカープレイヤーランキングTOP10【2024年9月更新】

こちらの表は日本人ランキングのトップ10をまとめています。

日本ランキング プロポーカープレイヤー 獲得賞金総額 大会賞金額 世界順位
🥇1位 Masashi Oya(大谷 正志) $8,553,748 $2,940,000 188th🔺
🥈2位 Tsugunari Toma(當眞嗣成) $3,186,415 $581,943 717位🔺
🥉3位 Kazuhiko Yotsushika(四鹿和彦) $2,576,004 $431,092 937th🔺
🏅4位 Naoya Kihara(木原直哉) $2,320,888 $639,257 1,095位🔻
🏅5位 Daisuke Ogita(荻田大輔) $2,303,911 $410,137 1,108位
🏅6位 Takashi Ogura(小倉孝) $2,026,951 $350,628 1,298位🔺
🏅7位 Nozomu Shimizu(清水望) $1,928,957 $305,474 1,383th🔻
🏅8位 Jun Obara(小原順) $1,758,817 $381,321 1,525rd🔺
🏅9位 Masato Yokosawa(世界のヨコサワ) $1,637,760 $188,400 1,669th🔻
🏅10位 Motoyoshi Okamura(岡村元義) $1,593,542 $209,716 1,722th🔺

こちらの表は2023年6月時点でのデータを基に、The HENDON MOBによる賞金額での日本人ポーカープレイヤーランキングとしてまとめたものです。

読者のために!

ヘンドンモブ(Hendon Mob)とは、世界中のライブポーカー大会の賞金や順位を掲載したデータベースで、ポーカーでは世界屈指の一大メディアです。

1位:Masashi Oya(大谷 正志): 記録更新者

おおや まさし ポーカー

大谷 正志さんは、世界最大のポーカー大会「World Series Of Poker (WSOP)」で日本人としては9人目の優勝者に輝きました。
その時の彼の獲得賞金は驚愕の約4億2300万円($2,940,000)というWSOP日本人歴代最高額を記録しています。このトーナメントは3日間にわたり開催され、大谷さんは初日から好調を維持し、最終的にはプロのプレイヤー世界ランキング4位に位置する米国出身のJason Koonを抑えて見事優勝を飾り現在の日本人ポーカー賞金王ランキング1位に君臨しています。

その卓越したスキルと冷静な判断力で、ベストポーカー戦略を駆使し、Masashi Oyaはwsop日本トップの地位に君臨し、世界中のポーカープレイヤーから高い注目を集めています。

その卓越したスキルと冷静な判断力が特徴の大谷正志さん、そのプレイスタイルと成功から国際的な注目も高く、世界中のプレイヤーからも高い注目を集めています。

2位:Tsugunari Toma(當眞嗣成)

當眞嗣成

當眞嗣成さんは、プロのプレイヤーとして国際的に活躍しており、その獲得賞金総額は2億6299万円で日本人賞金ランキングで2位になります。

彼の主な実績には、PokerStars EPT プラハ大会で1週間に2回優勝するなど驚異的な勝利を見せつけ、2019年には日本人プレイヤーオブザイヤーに輝いています。

2021年のWorld Series Of Poker (WSOP) 2021ラスベガス大会では「$1,500 Pot Limit Omaha Hi/Lo」で41位となり、$3,960の賞金を獲得。

豆知識!

これらの成績により、彼は日本ポーカーのプレイヤーランキングで2023年まで1位の座をキープ、日本人獲得賞金ランキングでトップでした。その高い技術と戦略でポーカー界の有名な日本人となっています。

3位:Kazuhiko Yotsushika(四鹿和彦)

四鹿和彦

四鹿和彦さんが、過去の大会で獲得した賞金総額は約1億9,723万円に上ります。主な実績としてDeepStack Championship Poker Series IIで6位に入るなど、多くのトーナメントで輝かしい成績を収めています。

一時期日本人のポーカープレイヤーのランキングの中で2位に位置し、その後すぐに日本人ランキングのトップの座に躍り出るほどの素晴らしい実績を持っていました。

しかしその地位は長くは続かず、當眞嗣成プレイヤーに頂点の座を譲る形となります。四鹿プレイヤーの旺盛な競争心と卓越した技術は、今後のトーナメントでも大いに期待されるでしょう。

4位:Naoya Kihara(木原直哉)

木原直哉 ポーカー

東大卒という異色の経歴を持ち、知的で技巧派なプレイングが持ち味の木原直哉さんはポーカー日本人賞金ランキング4位です。木原直哉さんは世界のヨコサワ同様、この世界でもその秀才ぶりを発揮しています。Porker Starsが主催したSCOOP 2020に参加し、2度の準優勝で500万円以上の賞金を獲得。さらにWSOP2021ラスベガスでは「$1,500 Dealer’s Choice – 6 Handed」で8位に入賞し、$7,307を手にしました。その後、「$2,500 Nine Game Mix – 6 Handed」でも$5,080の賞金を獲得しており、その技術と知性を兼ね備えたプレイスタイルで注目を集めています。

5位:Daisuke Ogita(荻田大輔)

荻田大輔 ポーカー

荻田大輔選手は2024年の日本人ポーカー賞金ランキングで大屋さんに次ぐ2位、今大注目されるプレイヤーです。 現在の総獲得賞金は192万9,017ドル、2024年7月のレートで計算すると日本円で約3億円にもなります!

2024年3月のAPT台北イベントで優勝し41万ドル(約6,400万円)を獲得、タイトル防衛への意欲と実力を示しています。またAPT済州島とモンテカルロFPSでダブルディフェンディングチャンピオンとなり、その華麗なプレイと圧倒的な強さで世界に名を轟かせました。今後も荻田選手に期待したいですね!

6位:Takashi Ogura(小倉孝)

小倉孝 ポーカー

小倉孝さんは、ポーカーの領域の中でも特にテキサスホールデムで名を馳せるプロプレイヤーです。

2012年にはWSOP$10,000メインイベントで日本人最高位の64位に輝き、2018年にはAPPTマカオで優勝。日本人のポーカープレイヤーの中で賞金ランキング2位に躍り出ました。さらに、2021年にはGGPokerを通して参加したWSOP ONLINE 2021にも出場し、ポーカー世界ランキング日本人として上位にその名を馳せ、賞金を獲得しています。

7位:Nozomu Shimizu(清水望)

清水望 ポーカー

2023年、勝てば破格の賞金が獲得できることで有名なWSOP(World Series of Poker)で3位という好成績、またモナコで行われたEPT(European Poker Tour)ではなんと優勝、タイトルを獲得した清水望さん。彼はプロのプレイヤーだけではなく起業家としても輝かしい経歴を持っています。

若干26歳で会社を創業、2021年には上場を果たします。しかしポーカーへの情熱が非常に強く、すぐに社長を退任。その後はポーカー事業に熱を注いでいます。総獲得賞金は$1,920,832、日本円で3億。彼の事業もプレイも間違いなく大きな注目を集めるでしょう。

8位:小原順(みさわ)

小原順 ポーカー

小原順さんはプレイヤーネーム「みさわ」で知られ、また看護師として2年間勤務した後、2016年ポーカーの魅力に出会いました。2019年9月から2021年12月まで(株)DHPSとプロ契約を結び海外トーナメントに挑戦したことで、彼の国際舞台でのキャリアが始まることになります。

今までの総獲得賞金額は$1,688,712、日本円で2億6千万円相当、2021年のWSOPでは5位に入賞、2022年のプラガで行われたEPTで4位という優れた成績を残しています。またポーカーの講師としても活躍、AmebaTVで解説もするなど彼のマルチタスクな活動にますます期待が寄せられています。

9位:Masato Yokosawa(世界のヨコサワ)

世界のヨコサワ ポーカー

世界のヨコサワ、本名横澤さんは、Youtuberとしても活躍しつつ、国際的なトーナメントで目覚ましい成績を収めています。EPTプラハ2019のハイローラートーナメントで7位に入賞し、約1,500万円の賞金を獲得。その年のWSOPでは約3,500万円を手にしました。かつて4,000万円の借金を背負った経験を持ちますが、その後の見事な逆転劇は多くの人に感銘を与えています。2022年2月には『Global Poker Awards 2021 ベストパーソナリティ賞』を受賞し、日本人として初の快挙を手に入れました。

10位:Motoyoshi Okamura(岡村元義)

岡村元義 ポーカー

総獲得賞金額は$1,533,601、日本円で2億4千万相当を獲得した岡村元義選手です。

芸能事務所でプロデューサーとして活躍しながら、今大人気だと後輩から誘われて遊び感覚で始めたというポーカー。その才能が開花し現在日本人総額賞金獲得で10位、なんと2021年に世界大会のWSOPで優勝、WSOPのブレスレット獲得とゲーム歴が短期間にも関わらず華々しくデビューを世に見せつけました。将来的には海外でポーカーをしながら生活をすることが夢だと語る岡村さん、今後も彼の活躍を楽しみにしていましょう。

11位:Iori Yogo(余語葦織)

余語葦織

余語葦織は、新進気鋭のプロのプレイヤーです。生涯獲得賞金は1,512,193米ドルに上り、アジアで最も格式が高いとされるAPTなどのポーカー大会に出場しています。台湾、フィリピン、ベトナム、韓国、オーストラリアでのプレイ経験もあり、そのテクニックと革新的な戦略で名を馳せています。ポーカー界における日本の才能の象徴である余語葦織さん、国際的な舞台で活躍を続けています。

吉田碧麻
吉田碧麻

以上、プロポーカープレイヤーのランキングトップ10のご紹介でした!
次に惜しくもトップ10には入れなかったものの、実力派揃いの11位から16位までのプレイヤーをご紹介します。

12位:Masaaki Kagawa(香川雅昭)

香川雅昭 ポーカー

生きる伝説として広く知られている日本人プロポーカープレイヤー、香川雅昭さんです。2013年を最後に公式のトーナメントへの参加を控えていますが、その間に築き上げた成績は依然として印象的で、生涯獲得賞金では日本ポーカーのランキングの中で第4位に位置しています。

興味深い!

プレイヤーとしての彼のピーク時には、ライブキャッシュで最高468,030米ドルを記録しています。プレイを離れた現在も、彼の達成した業績は多くのプレイヤーに影響を与え続けています。

13位:Kazuki Ikeuchi(池内一樹)

池内一樹

池内一樹さんは、2019年のWSOPミリオネアメーカーイベントで準優勝し、約9,000万円の賞金を獲得して脚光を浴びました。2021年のWSOPオンラインでは、「$500 No Limit Hold’em」で再び準優勝し、$270,127を獲得。さらに、「$1,000 No Limit Hold’em – Championship」で優勝し、$152,798の賞金と共にブレスレットを手に入れました。

吉田碧麻
吉田碧麻

数あるプレイヤーの中でも優れたスキルと、ポーカーというゲームに対する造詣の深さを併せ持った選手です。

14位:Tetsuya Tsuchikawa(土川鉄也)

Tetsuya Tsuchikawa

土川鉄也さんは、Gackt主催の「Poker x Poker」にラスボスとして出演し、その人柄の良さと深い洞察で多くの視聴者を魅了しました。彼はGacktのポーカー師匠としても知られ、その人間性とスキルの高さが画面越しにも伝わる存在です。コロナウイルスの問題が浮上する前、土川さんは韓国や台湾で開催された日本人が出ているポーカー大会のトーナメントに参加し、卓越した成績を収め続けています。彼の持ち前の技術と人間味あふれるキャラクターは、多方面で高く評価されています。

15位:Yosuke Sekiya(関谷洋右)

関谷洋右 ポーカー

関谷洋右さんはイケメンとしての人気も高いですが、WSOPなどの国際トーナメントでも活躍する実力派です。2020年1月、メルボルンで行われたオージーミリオンで33位に入賞し、2,800オーストラリアドルを手にしました。世界各地のトーナメントへの参加経験が豊富で、今後さらに成績を伸ばしていくことが期待されています。2013年には日本人初となる「アジアポーカーオブザイヤー」を獲得し、その実力と影響力を証明したプレイヤーです。

16位:Hiroki Nawa(名和弘樹)

名和弘樹

名和大貴さんは、2019年のWSOPメインイベントで日本人プレイヤーとして過去最高位を更新し、その名を広く知られるようになりました。世界のヨコサワの動画編集やアシスタントとしても活躍していますが、名和さん自身も実力派プレイヤーです。さらに彼はROOTS SHIBUYAの創業者としての一面も持っています。

興味深い!

wsop日本人としての成功後も、マニラ、プラハ、メルボルンで開催されたトーナメントで入賞を果たし、賞金ランキングを大きく上昇させるなど、その活躍は止まることを知りません。

日本におけるポーカーの発展と現状

ここ数年で、ネットカジノなどのオンラインプラットフォームがずいぶん普及してきました。そのおかげで、ポーカープレイヤーはいつでもどこでも、世界中のプレイヤーと対戦することができるようになりました。オンライン上でも色々なポーカーの種類があり、好みやプレイスタイルに合ったゲームプレイが楽しめます。WSOPなど、ポーカー世界大会に日本人が出場することも可能になり、日本のプレイヤーが国際的な競技でより良い成績を収めるチャンスが増えました。

世界で最も大きいポーカーイベント「WSOP」とは

世界中のポーカーファンが毎年熱狂するイベント、それが「World Series Of Poker (WSOP)」です。この大会は、世界一を決めるためにラスベガスで開催される最も権威ある大会であり、日本人ポーカープレイヤーを含む世界中のプロたちがその腕前を競い合います。WSOPの歴史の中で、優勝者には1,200万ドル(13.9億円)という巨額の賞金が授与されたこともあり、この大会の賞金の高さはプロのポーカー界においても破格とされています。

WSOPはただの対面式トーナメントだけでなく、オンラインのトーナメントも提供しており、オンラインアプリのGGポーカーを通じて世界中のプレイヤーが参加することができます。GGポーカーは日本語も対応しているため、WSOPの大会にも不自由なく参戦することができます。

吉田碧麻
吉田碧麻

2023年の本大会では、日本人プロポーカープレイヤーの大谷 正志さんが、日本人としてポーカー獲得賞金ランキング1位となる約4億2300万円($2,940,000)という歴代最高額の賞金を手にしました。彼が参加したトーナメントは、参加費が約1,400万円($100,000)とWSOPシリーズの中で最も高額で、世界のトッププレイヤーが集うハイレベルな戦いとなりました。

日本のポーカーはどのように発展し、新しいスターを獲得していますか?

「学生ポーカー選手権 U-30 2023」は、30歳以下の若者がプロポーカープレイヤーへの道を切り開くための舞台です。

日本ポーカー連盟が主催するこのイベントは、夏と冬の年2回、熱い戦いが繰り広げられます。参加資格は30歳以下であれば誰でも挑戦可能。トーナメントでは上位5名に「U30 Main Event」出場権が与えられます。若い才能が集い、磨きをかけ、将来のWSOPなど大きな大会への挑戦を夢見るこのイベントは、新たなプロプレイヤーの登竜門として注目を集めています。2023年の冬に行われた大会では、Main Eventで「あき」さんがチャンピオンになり、2位には「フクダ」さん、続いて3位には「なおやん」さんが3位に位置し、彼らは将来のプロプレイヤーとして着実にキャリアを作り上げている日本の至宝となっています。

まとめ 日本のポーカーの未来は明るい

オンラインプラットフォームの台頭により、優秀なプロプレイヤーの存在が増え、日本のポーカー界は確実に成長しました。特に日本人のポーカープレイヤーで一番凄腕、2023年のWSOPで優勝した日本人ポーカー賞金王ランキングトップの大谷 正志さんの功績は世界を驚愕させ、これまで影の薄かった日本ポーカー界の影響力は、この実績を通して再び世界で見直されることとなりました。

また日本ポーカー連盟が主催する学生ポーカー選手権 U-30 2023を通して、多くの逸材が世界に輩出されており、土台となる育成制度が整っていることから、日本におけるポーカーの未来は明るいと予測できます。