【2024年春最新】日本のお花見・飲み会マナーを大調査!飲み会で気にされてるマナー・理解できないマナーランキング

日本の飲み会マナーを調査!お花見などのお酒の席で、人が最も気をつけているマナーと理解されていないマナーを調査しました。
花田 玲奈

ある調査によれば、コミュニケーションの93%は非言語的なものが占めているようです。

日本のお花見では、言葉にしなくてもマナーとして守られている非言語的な行動がいくつかあり、それは主に相手を尊敬する文化に関係していると考えられます。お花見などのお酒の席でのエチケットを理解することは、社交の場に溶け込むためだけでなく、ビジネスなどの商談を成功させるためにも非常に重要です。

マンツーマンの個別指導を提供するオンライン語学学習プラットフォーム Preply(プレプリー)は、こうした文化的ニュアンスをより深く理解したいと考え、お花見シーズンの到来に合わせて、お花見や歓送迎会などの飲み会におけるマナーを調査しました。

調査結果まとめ

  • 今年お花見をする予定がある人は36.3%、一緒にお花見をするメンバーは「家族」と回答した人が61.9%と最も多い結果に
  • 今までお花見中に”帰りたい”と思ったことがある人は42%。理由のトップは「寒いから」
  • お花見の時に最も気をつけられているマナーは、「全てのゴミを持ち帰るか、ゴミ箱に捨てる」
  • お花見や歓送迎会などの飲み会の場で最も重要と考えられているマナーは「全員のドリンクが揃ってから乾杯する」。反対に、最も理解できないと考えられている飲み会マナーは「他の人がお酌してくれるのを待つ」
  • 飲み会でのマナーを実践することについて、「非常に重要だ」と答えた人はわずか5.4%
  • 今年のお花見や歓送迎会などの飲み会で、最も話題にしたいトピックは「人間関係」と「健康」。反対に最も話題にしたくないトピックは「仕事」と「お金事情」

*ここでのマナーとは、一般的に良い印象を与えるために推奨される行動を指します。

今年お花見をする予定がある人は36.3%

2024年の2月末時点で、2024年にお花見をする予定がある人は36.3%いることが判明し、その中で半数以上が「家族」とお花見をすると回答しました(61.9%)。2位は「友人」(31.2%)、3位は「会社の同僚」(16.2%)、4位は「取引先などの仕事仲間」(8.1%)、5位は「大学のサークルや部活の仲間」(7.5%)でした。

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今までお花見中に”帰りたい”と思ったことがある人は42%

今までの経験から、「お花見中に帰りたいと思ったことがある」と回答した人は41.7%にのぼりました。帰りたい理由のトップは「寒いから」(58.7%)。続く第2位は「他の参加者に気を遣うのが疲れるから」(37.0%)。まだまだ肌寒い3月下旬〜4月に、外で周りの人に気配りをするのは疲れるのかもしれません。

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お花見の時に最も気をつけられているマナーは「全てのゴミを持ち帰るかゴミ箱に捨てる」

お花見をする際に気をつけているマナーや暗黙のルールについて尋ねたところ、「全てのゴミを持ち帰るかゴミ箱に捨てる」がトップ(49.2%)で、続いて「騒音を控える」(36.7%)が第2位でした。周囲や近隣の住民に配慮しながら、節度をもってお花見を楽しむようにしている人が多いようです。

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お花見や歓送迎会などの飲み会の場で最も重要と考えられているマナーは「全員のドリンクが揃ってから乾杯する」

上司や先輩とのお花見・歓送迎会などの飲み会の場で、最も重要だと思うマナーについて尋ねたところ、「全員のドリンクが揃ってから乾杯する」がトップ(16.6%)でした。飲み会の始まりを重要視する人も多いのか、全員のドリンクが揃うのを確認して、乾杯のタイミングを見極めているようです。

続いて「下座や上座など、座る位置に注意する」(11.6%) が第2位でした。日本には、目上の人が入り口から最も遠い席(上座)に座り、年少者が入り口に最も近い席(下座)に座る習慣があります。この風習の起源は古く、「敵が攻めてきたときに一番偉い人が最初に狙われないようにするため」だったという説があります。現在でも、誰かに指示されるわけでもなく、座る位置に気を配っている人が一定数いるようです。

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反対に、最も理解できないと考えられているマナーは「他の人がお酌してくれるのを待つ」

最も理解できないと思う飲み会のマナーやルールについて尋ねたところ、「自分でお酒を注がず、他の人がお酌してくれるのを待つ」がトップ(13.8%)となり、続いて「1杯目はビールにする」が第2位(12.5%)となりました。自分の行動を制限されるようなマナーは理解できないと考えられているのかもしれません。これらを守らなかったことで注意されるとは限りませんが、「その場の空気に溶け込む」という意識から守っている人もいるのかもしれません。

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飲み会でのマナーを実践することについて、「非常に重要だ」と答えた人はわずか5.4%

上記のような飲み会マナーの重要性について尋ねたところ、「非常に重要だ」と答えた人はわずか5.4%で、逆に「必要ない」と答えた人が18.4%でした。
また、そのようなマナーをどこで身につけたかという質問に対しては、”先輩や周りの人を見て “と答えた人が34.9%でした。誰かに明確に教えられなくても、周囲の人の行動を真似ることでマナーを身につけた人が多いのかもしれません。

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今年のお花見や歓送迎会などの飲み会で、最も話題にしたいとされるトピックは「人間関係」「健康」
反対に最も話題にしたくないとされるトピックは「仕事」と「お金事情」

今年のお花見や歓送迎会などで話題にしたいトピックを調べたところ、「人間関係」と答えた人が17.2%でトップ、続いて「健康」と答えた人が13.8%で第2位でした。

反対に最も話題にしたくないトピックを調べたところ、「仕事」が22.2%でトップ、続いて「自身のお金事情」が15.4%で第2位でした。かたい話よりも、人間関係や健康について話したいと思う傾向にあるようです。

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まとめ

今回の調査で、日本人がお花見で重要視するマナーなどが分かりました。 文化の違いを理解することは、語学を学ぶ上で非常に重要なステップです。ちょっと気まずい状況を回避できるだけでなく、より深いレベルでその文化とつながることができます。ネイティブ講師との日本語レッスンを通して飲み会のマナーや文化なども学ぶことは、日本語を学ぶ上で重要なことです。

オンライン英会話レッスンで欧米のマナーをマスターしたい人も、文化的背景が大きく異なる韓国語を学びたい人も、1対1の個別指導で語学を学ぶことで、非言語コミュニケーションにおける文化の違いを理解し、どんな状況でもスムーズに対応できるようになります。語学学習アプリを使った学習は、日々の練習には役立ちますが、文化の違いやボディーランゲージなどを見逃してしまう可能性があります。

調査方法

2024年2月26日〜2月28日にかけて日本国内で実施された本調査では、お花見などでの飲み会マナーに関するデータを収集しました。調査対象者は、20歳から59歳までの男女441名です。参加者には、飲み会マナーに関する認識などについて質問をしました。回答の選択肢を幅広く用意したことで、日本人が意識している飲み会のマナーについてより豊富な知見を得ることができました。

花田 玲奈
花田 玲奈

2023年から言語学習プラットフォームのPreply社のバルセロナ本社にて勤務。現在はPreplyで見つけた講師と、ゼロからスペイン語を勉強中。日英のバイリンガル。その他、語学力キープのため、中国語(学習歴:6年)、ギリシャ語(1年)、エストニア語(数ヶ月)の講師も探し中。

2023年から言語学習プラットフォームのPreply社のバルセロナ本社にて勤務。現在はPreplyで見つけた講師と、ゼロからスペイン語を勉強中。日英のバイリンガル。その他、語学力キープのため、中国語(学習歴:6年)、ギリシャ語(1年)、エストニア語(数ヶ月)の講師も探し中。

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