iPhone で「運転」の集中モードを使って運転に専念する
iOS 15 以降では、「運転」の集中モードを使って、目前の道路に意識を集中して運転できます。このモードを有効にすると、テキストメッセージやその他の通知が消音になるか、制限されます。
「運転」の集中モードを設定している場合は、Siri に返信を読み上げてもらえるので、iPhone を見る必要がありません。着信は iPhone が CarPlay、Bluetooth 対応の車載システム、またはハンズフリーのアクセサリに接続されている場合にだけ認められます。
「運転」の集中モードを設定する
「設定」>「集中モード」に移動し、
をタップして、「運転」をタップします。「集中モードをカスタマイズ」をタップします。
画面の案内に従って、「通知を許可」などのオプションを設定します。
「運転」の集中モードのオン/オフを切り替える
「運転」の集中モードを設定済みの場合は、コントロールセンターからすばやくオン/オフを切り替えることができます。
「集中モード」を長押しし、「運転」をタップしてオン/オフを切り替えます。
「運転」の集中モードがオンになっている場合は、ステータスバーとロック画面に
が表示され、メッセージアプリにもあなたの状況が自動的に表示されます。メッセージを送ってきた人には、あなたが通知を受け取らないようにしているというお知らせが表示されますが、それでも緊急時にはあなたに通知できます。「運転」の集中モードを自動的にオンにする
「設定」>「集中モード」の順に選択し、「運転」をタップします。
「自動的にオンにする」の下で「運転中」をタップし、以下のいずれかのオプションを選択します。
自動:運転していることが感知されたら自動的に「運転」が有効になります。
車載 Bluetooth に接続時:iPhone を Bluetooth 対応の車載デバイスに接続すると「運転」が有効になります。
手動:コントロールセンターから手動で「運転」を有効にすることができます。
CarPlay で有効にする:iPhone を CarPlay に接続すると「運転」が自動的に有効になります。
通知をカスタマイズする
特定の人からの通知を許可または停止するには、以下の手順を実行してください。
「設定」>「集中モード」の順に選択し、「運転」をタップします。
「通知を許可」で「連絡先」をタップします。
「通知を許可」または「通知を知らせない」をタップします。
「連絡先を追加」をタップし、通知を許可または停止する人の連絡先を選択します。
集中モードの状況を知らせる
「運転」の集中モードを設定する際に、「集中モード状況」をオンにしておくことができます。この場合、あなたが通知を受け取らないようにしていることを、メッセージを送ってきた相手に App が伝えてくれます。アプリが認識するのは、通知されないようになっているという状況だけで、どの集中モードが有効になっているかは認識しないので、集中モードの名前が相手に伝わることはありません。集中モードをオンにしていて、アプリに許可を与えてある場合は、集中モードの状況がアプリで共有されます。
「集中モード状況」をオンにするには、以下のようにします。
「設定」>「集中モード」の順に選択します。
「集中モード状況」をタップします。
「運転」のオン/オフを切り替えます。
* 集中モード状況を共有するには、「設定」>「集中モード」で「デバイス間で共有」をオンにしておく必要があります。
「自動返信」をオンにする
「自動返信」をオンにしておくと、「運転」の集中モードがオンになっているときに、よく使う項目として登録している人や、通知を許可している相手に自動返信で知らせることができます。それでも通知する必要がある場合、相手は補足のメッセージとして「緊急」と送信して通知できます。
「設定」>「集中モード」の順に選択し、「運転」をタップします。
「自動返信」をタップします。
「誰にも返信しない」「最近返信した連絡先」「よく使う項目」「すべての連絡先」などのオプションを選択します。
この画面で、「運転」の集中モードがオンのときにメッセージを送ってくれた相手への自動返信メッセージをカスタマイズできます。
関連情報
集中モードの機能を使えば、デバイスから距離を置いて作業に没頭できます。集中モードについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。