Appleサービスへのアクセスの提供方法を決定する
導入計画の一環として、Appleサービスへのアクセスの提供方法を定義する必要があります。最適な方法は、生徒、教師、職員の管理対象Apple IDを設定することです。Apple School Managerを使うと、簡単にアカウントを一括設定できます。Apple School Managerを既存の環境と統合するには、Google WorkspaceまたはMicrosoft Azure Active Directory(Azure AD)でFederated Authenticationを使用します。
注記: これはベストプラクティスではありませんが、管理対象Apple IDアカウントがなくてもデバイスやAppを構成して展開したり、導入計画の将来のフェーズに追加したりすることはできます。
管理対象Apple IDを有効にすると、生徒と教師は多様なAppleサービスにアクセスすることができます。例えば、200 GBのiCloudストレージが無料で提供され、Keynote、Numbers、Pages Appを使って共同制作ができます。iPadを共有していても、生徒は自分だけの体験を得られます。教師は「スクールワーク」を使用して課題を配布して生徒の進行状況を確認できるため、生徒ごとのニーズに合わせた指導を行うことができます。そして最も大切なこととして、各生徒の個人データはプライベートで保護された状態を維持できます。詳しくは、「Apple School Managerユーザガイド」の「管理対象Apple IDを使用する」および「生徒と教師のための管理対象Apple IDの機能」と、ビデオ「学校に合わせて計画する」を参照してください。