Apple TVを使用して家中でオーディオを再生する
Apple TVは、以下のようなデバイスで家中でオーディオを再生するためのハブにすることができます:
AirPods、AirPods Pro、AirPods Maxなどのワイヤレスヘッドフォン、またはBluetoothヘッドフォン
同じネットワーク上にあるHomePodおよびAirPlay 2対応スピーカーなどのワイヤレススピーカーやBluetoothスピーカー(AirPlayを使ってApple TVでオーディオやビデオをストリーミングできます。を参照)
HDMIケーブルでApple TVに接続されたホームシアターのレシーバー、またはテレビに有線接続されたスピーカー
複数のAirPlay 2対応デバイスでオーディオをコントロールする
Apple TVから、家の中にある、同じWiFiネットワークに接続された1台以上のAirPlay 2対応デバイス(HomePodなどのスマートスピーカーやテレビなど)にオーディオを送信することができます。HomePodなどのAirPlay 2スピーカーからApple TVにオーディオを送信することもできます。
始める前に、iOS、iPadOS、またはmacOS(Catalina以降)デバイスのホームアプリでデバイスを設定していることを確認してください。詳しくは、「iPhoneユーザガイド」を参照してください。
次のいずれかの操作を行います:
Siri RemoteのTV ボタンを押したままにしてコントロールセンターを開き、「一般設定」タブ を選択してから、「オーディオコントロール」ボタン を選択します。
アプリ内に「オーディオコントロール」ボタン が表示されている場合は、それを選択します。
利用可能なオーディオデバイスの一覧が表示され、部屋ごとに整理されています(iOS、iPadOS、macOSデバイスのホームアプリで割り当てられています)。
次のいずれかを行います:
Apple TVから別の部屋のスピーカーにオーディオを送信する:から別の部屋のスピーカーにオーディオを送信する: 下に移動してから、1つまたは複数のデバイスを選択します。現在再生中の曲は、画面上部の選択した部屋の説明の下に表示されます(例: リビングルーム+ダイニングルーム)。
ヒント: Apple TVがHDMIケーブルでホームシアターのレシーバーやテレビに接続されている場合(「レシーバーのスピーカー」と表示されます)、家のほかの場所にあるワイヤレススピーカーとオーディオが同期するようにオーディオ信号を調整する必要がある場合があります。下の「有線スピーカーとワイヤレススピーカーの間でオーディオを調整する」を参照してください。
一部のAirPlayにも対応しているホームシアターのレシーバーおよびスマートテレビは、「レシーバーのスピーカー」(HDMI経由で接続)とAirPlayスピーカーとして、リストの2箇所に表示されるものがあります。最高の音質を求める場合は、「レシーバーのスピーカー」を選択してください。
別の部屋のスピーカーからApple TVにオーディオを送信する: 上に移動して現在再生中の曲をハイライトし、右に移動して別の部屋をハイライトしてから、下に移動してApple TVを選択します。別の部屋で再生されていた曲がApple TVとグループ化されて表示されます。
別の部屋のデバイスの音量を調整する: 最上列で右に移動して別の部屋を選択してから、Siri Remoteで ボタンまたは ボタンを押します。
注記: 出力オプションのリストからヘッドフォンを選択すると、ほかのデバイスのスピーカーはオフになります。
HomePodをApple TV 4Kでステレオおよびホームシアターのサウンドに使用する
Apple TV 4KとHomePodスピーカーを使用して、部屋いっぱいに広がるサウンドをいくつかの設定で再生できます:
1台または2台のHomePodスピーカーを使用して、ステレオサウンドを再生します。
2台のHomePodスピーカーをペアリングして、ステレオを本当に分離して再生します。
2台のHomePodスピーカー(第1世代以降)をペアリングして、ホームシアターサラウンドサウンド(ドルビーアトモス、ドルビーデジタル7.1、またはドルビーデジタル5.1)を再生します。
注記: HomePod miniはホームシアターサラウンドサウンドに対応していません。
さらに、Apple TV 4K(第2世代以降)をお持ちの場合、eARCに対応しているテレビにHDMIケーブルに接続されているDVDプレーヤーやゲームコンソールなどのデバイスから、HomePodスピーカーでオーディオを再生できます。Apple TVを設定するを参照してください。
HomePodの設定について詳しくは、「HomePodユーザガイド」を参照してください。
始める前に、Apple TVに部屋を割り当てていることを確認してください。HomePod(またはHomePodのステレオペア)は、iOS、iPadOS、macOS(Catalina以降)デバイスのホームアプリを使用して、Apple TV 4Kと同じネットワークに接続し、同じ部屋に設定する必要があります。
Apple TV 4Kの「設定」 を開きます。
「ビデオとオーディオ」>「オーディオ出力」と移動してから、HomePod(またはHomePodステレオペア)を選択します。
注記: この設定では、操作時のクリックを含むすべてのサウンドをApple TVからHomePodに転送します。デフォルトのオーディオ出力にはHomePodスピーカーのみを選択できます。HomePod miniスピーカーはステレオのみに対応しています。一時的にほかのワイヤレススピーカーを選択した場合、ホームシアターサウンドおよび操作時のクリックには対応せず、Apple TVがスリープ状態に置かれたあとにスピーカーの選択はリセットされます。
HomePodステレオペアを使用する場合は、スピーカーをテレビの左右に置きます。
最高のサラウンドサウンドを実現するためには、壁から25センチ(10インチ)以内にHomePodを置き、テレビの中心にできるだけ近付けてください。最適なサラウンドサウンドのために、HomePodスピーカーは互いに約1.2m(4フィート)離して置いてください。
ヒント: HomePodを使って、Apple TVをSiriコマンドで制御できます。詳しくは、Siriを使ってHomePod、iPhone、またはiPadからApple TVを制御するを参照してください。
Apple TV 4KでAirPodsの空間オーディオとノイズのコントロールにアクセスする
Apple TV 4KにAirPods(第3世代)、AirPods Pro、またはAirPods Maxを接続すると、空間オーディオをオンにして、劇場のような臨場感のある環境でサウンドに囲まれるような体験をすることができます。
Apple TV 4Kでは、パーソナライズされた空間オーディオにも対応しています。より良いサウンドにするために、耳の形状のスキャンをカスタマイズしたものが使用されます。この機能を体験するには、Apple TV 4Kの優先ユーザと同じApple IDを使って、iPhoneで空間オーディオプロファイルを設定する必要があります。追加のプロファイルには対応していません。詳しくは、「AirPodsユーザガイド」を参照してください。
AirPods ProとAirPods Maxでは、ノイズキャンセリングを制御できるので、外部のノイズを調整して(外部音取り込み)、周囲の音が聞こえるようにすることもできます。AirPods Pro(第2世代)では、適応型オーディオのコントロールが提供されます。周囲のノイズを減らしながら、大きな音を抑えたり会話を強調したりするようにサウンドが自動的に調整されます。
Apple TV 4Kの近くに座っているときに、AirPods(第3世代)、AirPods Pro、またはAirPods Maxを装着します。
画面に通知が表示されない場合は、こちらの手順に従ってAirPodsを接続します。
Siri RemoteのTVボタン を押したままにしてコントロールセンターを開いてから、「AirPods」タブ を選択します。
次のいずれかを行います:
目的のタイプのノイズコントロールを選択する(AirPods ProまたはAirPods Maxのみ): 「ノイズコントロール」を選択してから、「ノイズキャンセリング」、「外部音取り込み」、または「オフ」を選択します。
空間オーディオコントロール(対応している場合)のオン/オフを切り替える: 「空間オーディオ」を選択してから、「ヘッドトラッキング」、「固定」、または「オフ」を選択します。
パーソナライズされた空間オーディオ(対応している場合)のオン/オフを切り替える: 「ステレオを空間化」を選択します。
AirPods Pro(第2世代のみ)の適応型オーディオをオンにする: 「適応型オーディオ」を選択してから、「大きな音を抑える」をオンにすると自動的に周囲の大きな音が抑えられ、「会話感知」をオンにすると会話中に自動的に音量が下がって正面の声が強調されます。どちらの場合でも、周囲のノイズは抑えられます。
2組目のヘッドフォンへオーディオを共有する: 「オーディオを共有」を選択してから、画面の指示に従って2組目のヘッドフォンをペアリングします。
注記: AirPodsの別のペアとオーディオを共有している場合、ヘッドトラッキングはオフのまま、空間オーディオを利用できます。AirPodsと関連付けられたApple IDでApple TVにサインインした場合にのみ、コントロールセンターにAirPodsコントロールが表示されます。ユーザを変更する方法については、Apple TVの「プロフィール」タブでユーザを切り替えるを参照してください。
変更が終わったら、戻るボタン (Siri Remote(第2世代以降))または ボタン(Siri Remote(第1世代))を押します。
AirPodsの自動検出をオフにするには、Apple TVの「設定」 を開き、「リモコンとデバイス」>「Bluetooth」と選択して、「近くのAirPodsを提案」をオフにします。
AirPodsのその他の環境設定は、「設定」で利用できます。Apple TVでAirPodsのコントロールを設定するを参照してください。
Apple TV 4Kから2組目のヘッドフォンへオーディオを共有する
プライベートな視聴では、Apple TV 4Kから、AirPodsやPowerbeats Proなどの互換性のある最大2組のAppleワイヤレスヘッドフォンにオーディオを送信することができます。
注記: オーディオの共有は、Apple TV HDではサポートされていません。サポートされているヘッドフォンについて詳しくは、Appleサポートの記事「AirPodsやBeatsヘッドフォンでオーディオを共有する」を参照してください。
Siri RemoteのTVボタン を押したままにしてコントロールセンターを開いてから、「AirPods」タブ を選択します。
ヘッドフォンが表示されない場合は、近くのBluetoothデバイスを検出して接続するの指示に従ってください。
「オーディオを共有」を選択してから、画面の指示に従って2組目のヘッドフォンをペアリングします。
有線スピーカーとワイヤレススピーカーの間でオーディオを調整する
Apple TVがHDMIケーブルでホームシアターのレシーバーやTVに接続されている場合、オーディオレイテンシ(エコーのように聞こえる遅延)が発生することがあります。
iPhoneを使ってApple TVのオーディオ信号を調整し、すべてのスピーカーが同期して再生されるようにすることができます。
Apple TVの「設定」を開きます。
「ビデオとオーディオ」に移動してから、「調整」まで下にスクロールします。
「ワイヤレスオーディオ同期」を選択して、iPhoneを使ってスピーカーを同期するための画面の指示に従います。
注記: 調整中は、iPhoneをテレビまたはレシーバーのスピーカーに近付けたままにしてください。Apple TVでトーンを有線スピーカーから再生してテレビのオーディオ/ビジュアルのレイテンシを測定し、出力をワイヤレススピーカーに合わせます。
詳しくは、Apple TVのビデオおよびオーディオ設定を調整するを参照してください。