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ゼンデイヤがアンドロイドに!? 新作映画『デューン 砂の惑星PART2』のプレミアで纏ったアーカイブピースに話題騒然

2月15日(現地時間)、ロンドンで開かれた『デューン 砂の惑星PART2』(3月15日全国公開)のプレミアに、ゼンデイヤミュグレーMUGLERの1995-96年秋冬オートクチュールピースを纏って登場。アンドロイドのような近未来的な出立ちが話題を集めている。
Photo: Getty Images

2月15日(現地時間)に開かれた映画『デューン 砂の惑星PART2』(3月15日全国公開)のロンドンプレミアで、ゼンデイヤが纏ったルックが大きな話題を呼んでいる。

この日のためにセレブスタイリストのロー・ローチが選んだと噂されていたのは、まもなくロンドン・ファッション・ウィークで披露される16アーリントン16ARLINGTON新作ドレス。発表前の一着を纏うというのは、いかにゼンデイヤが注目に値するかを物語っているが、彼女がそれを着用したのはプレスインタビューの時間のみ。レッドカーペットでは周囲の予想を裏切り、ミュグレーMUGLERによる1995-96年秋冬オートクチュールコレクションのボディスーツへと着替え、アンドロイドのような出立ちで圧巻のオーラを放った。

Photo: Samir Hussein/Getty Images

知る人ぞ知るこの伝説のルックは、日本人イラストレーターの空山基の作品にインスパイアされ、航空機デザイナーであるジャン=ピエール・デルクロスと共同製作されたもの。ヘルムート・ニュートンの手によってUS版『VOGUE』の1995年11月号にも収められており、その後数十年にわたってアレキサンダー・マックイーンニコラ・ジェスキエールなど幅広いデザイナーに影響を与えた不朽の名作だ。

Photo: Vogue Runway
Photo: Vogue Runway

『バービー』(2023)のプレスツアーでも計算し尽くされた“メソッドドレッシング”が繰り広げられたが、ゼンデイヤとロー・ローチもまた、それに負けない華麗なるファッション・モーメントの数々を見せつけている。この二人なら、これ以上のステートメントルックも叶えてくれそうだ。

Text: Hayley Maitland Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK