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セリーヌ・ディオン、難病のスティッフパーソン症候群を公表

セリーヌ・ディオンがスティッフパーソン症候群の闘病を公表し、ツアーのキャンセルを発表した。
Photo: Denise Truscello/WireImage

セリーヌ・ディオンが12月8日(現地時間)にインスタグラムに動画を投稿し、難病のスティッフパーソン症候群を患っていることを公表した。来年春に予定されていたヨーロッパツアーを2024年に延期し、夏のツアーをキャンセルするという。セリーヌは悲痛な面持ちで、「長い間、健康に問題を抱えていました。この状況を受け入れることは、私にとって大変困難なことで、すべてをお話しすることができませんでした」とコメント。「およそ100万人に1人が患っているとされる希少な神経障害、スティッフパーソン症候群と診断されました」と明かした。

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この病気は、中枢神経系に影響が出て身体の硬直や痙攣を引き起こすもので、やがて腕や顔、そして足の筋肉が硬くなる症状が出るという。セリーヌは今、生活のあらゆる面で影響が出ていると語り、時に歩行に困難を感じ、これまでのように歌うことができないこともあるそうだ。

続けて、2023年2月に予定していたヨーロッパツアーの延期を発表。「歌は私のすべてです。人生を通して行ってきた事で、最も愛することです」「コンサートでは、100%の力を注いできました。しかし現状では、それが叶いません」と悔しさを滲ませた。しかし、素晴らしい医師チームの助けを受けていると語り、3人の息子、21歳のレネ・チャールズと11歳の双子ネルソンからもサポートを受け、希望を与えてもらっているとコメント。スポーツ医学療法士とともに毎日リハビリを行うなど、回復に向けて全力を尽くしていると語った。

セリーヌは今年3月、身体が痙攣するとして、ツアーを2023年まで延期することを発表していた。

Text: Tae Terai