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「ザ・クラウン」出演のエリザベス・デビッキ、ダイアナ元妃の“リベンジドレス”を再現。

Netflixドラマ「ザ・クラウン」の新シーズンでダイアナ元妃役を演じるエリザベス・デビッキ。ファッションシーンにも残る“リベンジドレス”に身を包み、撮影に臨む様子がキャッチされた。

新シーズンでダイアナ元妃役を演じるエリザベス・デビッキ。Photo: Splash/AFLO

Photo: Splash/AFLO

Netflixのオリジナルドラマ「ザ・クラウン」の新シーズンでは、チャールズ皇太子の不倫騒動が描かれるのではないかという憶測が飛び交う中、その予想を確信に変える撮影シーンをパパラッチが捉えた。撮影が行われていたのは、1994年にケンジントン・ガーデンズで開催された『ヴァニティ・フェア』主催パーティーを想起させるワンシーン。このパーティーは、チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫関係が報道された頃に開催され、ダイアナ元妃がスキャンダラスなドレスを纏ったことで当時話題となった。

ダイアナ元妃役を演じるエリザベス・デビッキは、このシーンの撮影で、当時の彼女とそっくりのデコルテラインが強調されたセンシュアルなブラックドレスを着用。ブランドも当時と同じ、ギリシャのクリスティーナ・スタンボリアン(CHRISTINA STAMBOLIAN)だ。デビッキはそこにマノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)のハイヒールをはき、当時の着こなしを忠実に再現させた。

クリスティーナ・スタンボリアンのドレスを着用したダイアナ元妃。Photo: Getty Images

デザインを手がけたスタンボリアンによると、ダイアナ元妃はこのドレスを購入した91年当時は、肌の露出がかなり際どいため、着用することを躊躇していたという。

それから3年、チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫が発覚し、そのドキュメンタリーが放送されることもあり、関心を意図的に逸らそうとするために着用を決めたのではとも言われている。ジャーナリストのティナ・ブラウンは、著書『The Diana Chronicles』(原題)でこう記している。「ダイアナ元妃は、イベントが開催される2日前までは不参加の予定でした。ですがドキュメンタリー放送のプロモーションで不倫報道のニュースが漏れ始めたのです」。当初はヴァレンティノ(VALENTINO)のドレスを着用するつもりだったそうだが、そのスケッチがメディアに渡ってしまい、話題作りにはぴったりのこの“リベンジドレス”へ直前に変更したという。

Netflixで「ザ・クラウン」のシーズン5が配信スタートする前に、ドラマ内でこの不倫騒動とダイアナ元妃の姿がどのような形で描かれるのか、注目は高まるばかりだ。

Text: Hayley Maitland
From VOGUE.CO.UK