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カール・ガイガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カール・ガイガー
基本情報
フルネーム Karl Geiger
誕生日 (1993-02-11) 1993年2月11日(31歳)
出身地 ドイツの旗 ドイツ
ドイツバイエルン州オーベルストドルフ
身長 185cm
選手情報
クラブ SC 1906 Oberstdorf
ワールドカップ
シーズン 2013年 -
優勝回数 15
他の表彰台 24
表彰台獲得数 39
獲得メダル
男子 スキージャンプ
オリンピック
2018 平昌 団体
2022 北京 個人LH
2022 北京 団体
ノルディックスキー世界選手権
2019 ゼーフェルト 男子団体
2019 ゼーフェルト 混合団体
2019 ゼーフェルト 個人LH
2021 オーベルストドルフ 男子団体
2021 オーベルストドルフ 混合団体
2021 オーベルストドルフ 個人NH
2021 オーベルストドルフ 個人LH
2023 プラニツァ 混合団体
2023 プラニツァ 個人NH
スキーフライング世界選手権
2020 プラニツァ 個人
2020 プラニツァ 団体
2022 ヴィケルスン 団体
2024 バート・ミッテルンドルフ 団体
ノルディックスキージュニア世界選手権
2013 リベレツ 団体
スキージャンプ・ワールドカップ
2019/20 総合成績
2021/22 総合成績
スキーフライング・ワールドカップ
2020/21 総合成績
Raw Air
2022 総合成績
最終更新日:2024年5月11日
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カール・ガイガー (Karl Geiger、1993年2月11日 - ) は、ドイツバイエルン州オーベルストドルフ 出身のスキージャンプ選手である。2018年平昌オリンピック団体銀メダリスト、2022年北京オリンピックラージヒル銅メダリスト、ノルディックスキー世界選手権およびスキーフライング世界選手権メダリスト。

経歴

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コンチネンタルカップのデビューは、2011/12シーズンの最終戦であるクオピオ大会( フィンランド)で、1日目32位、2日目14位であった。2012年には来日し宮様スキー大会国際競技会少年組でノーマルヒル[1]、ラージヒル[2]とも優勝した。ワールドカップのデビューは2012/13シーズンの初戦のリレハンメル大会( ノルウェー)で、1日目21位、2日目30位とポイントを獲得した。その後、2015/16シーズンまではコンチネンタルカップとワールドカップを行き来していたが、2016年2月以降はワールドカップに定着し、この年のワールドカップラハティ大会( フィンランド)では2位と初の表彰台を獲得し、総合30位でシーズンを終えた。

2016/17シーズンは初戦よりワールドカップに初めてフル参戦し、10位以内を5回記録し、総合18位でシーズンを終えた。

2017/18シーズンもワールドカップでは10位以内を6回記録し、総合14位で終えた。平昌オリンピック(大韓民国の旗 韓国)では個人2戦に出場し、団体戦では銀メダルのメンバーとなった。

2018/19シーズンはワールドカップエンゲルベルク大会(スイスの旗 スイス)で初優勝、ヴィリンゲン大会(ドイツの旗 ドイツ)で2回目の優勝を遂げ、総合10位で終えた。初出場となった世界選手権ゼーフェルト大会 オーストリア)では個人ラージヒルで銀メダル、男子団体および混合団体ではそれぞれ金メダルのメンバーとなった。

2019/20シーズンはワールドカップ優勝4回、2位6回、3位1回と上位争いを繰り広げ、シュテファン・クラフトに次ぐ総合2位で終えた。

2020/21シーズンは、開幕戦ヴィスワ大会(ポーランドの旗 ポーランド)の個人2位から始まり、初出場のフライング世界選手権プラニツァ大会(スロベニアの旗 スロベニア)個人戦で優勝したが、その後新型コロナウイルス感染症陽性判定によりワールドカップを一時離脱した[3][4]。復帰初戦のスキージャンプ週間オーベルストドルフ大会(ドイツの旗 ドイツ)で優勝し、最終戦のプラニツァ大会(スロベニアの旗 スロベニア)で優勝2回を追加し、総合6位で終えた。地元開催の世界選手権オーベルストドルフ大会ドイツの旗 ドイツ)では個人ノーマルヒルで銀メダル、個人ラージヒルで銅メダル、男子団体および混合団体ではそれぞれ金メダルのメンバーとなり、出場したすべての競技でメダルを獲得した。

2021/22シーズンは開幕戦ニジニ・タギル大会(ロシアの旗 ロシア)で優勝するとその試合で2位だった小林陵侑と総合優勝争いを繰り広げ、優勝4回、2位5回、3位1回で優勝7回、2位2回の小林を3ポイントリードして総合首位で北京オリンピック(中華人民共和国の旗 中国)に臨んだ。オリンピックの最初の種目個人ノーマルヒルは15位に終わったが、個人ラージヒルは1本目6位から3つ順位を上げて銅メダルを獲得すると、最終種目の男子団体ではアンカーを務め最後のジャンプで個人ラージヒル金メダルのマリウス・リンヴィクがアンカーを務めるノルウェーを逆転し銅メダルを獲得した。オリンピック後のワールドカップ再開2試合目の第21戦で小林に総合首位を明け渡すとその後は逆転できずに総合2位でシーズンを終えた。フライング世界選手権ヴィケルスン大会( ノルウェー)は団体戦で2位のメンバーとなった。

主な競技成績

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冬季オリンピック

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世界選手権

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スキーフライング世界選手権

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ジュニア世界選手権

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ワールドカップ

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  • 通算 優勝15回、2位13回、3位11回 (2023/24シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2012/13 41. 86
2013/14 42. 106
2014/15 75. 5
2015/16 30. 174
2016/17 18. 369
2017/18 14. 427
2018/19 10. 765
2019/20 2. 1519
2020/21 6. 826
2021/22 2. 1515
2022/23 11. 736
2023/24 17. 623

サマーグランプリ

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  • 通算 優勝3回、2位1回、3位5回 (2023シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2012 58. 18
2013 42. 56
2014 41. 51
2015 . 0
2016 9. 253
2017 20. 116
2018 2. 416
2019 5. 232
2021 14. 140
2022 8. 146
2023 58. 22

コンチネンタルカップ

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  • 通算 優勝6回、2位8回、3位3回 (2016/17シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2011/12 97. 18
2012/13 23. 442
2013/14 8. 601
2014/15 9. 617
2015/16 2. 901
2016/17 103. 56

脚注

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外部リンク

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