コンテンツにスキップ

ジョン・ロビンソン (DJ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
John Robinson

ジョン・ロビンソン
生誕 (1964-12-27) 1964年12月27日(59歳)
イギリスの旗 イギリス 北アイルランド
職業 DJミュージシャン
音楽プロデューサー
配偶者 あり
子供 あり[1]
テンプレートを表示

ジョン・ロビンソンJohn Robinson、男性、1964年12月27日 - )は、北アイルランド出身のディスクジョッキー(DJ)、ミュージシャン音楽プロデューサーである。1990年代前半の日本で成功し、これまで発売された7枚のソロ・アルバム は、合計で200万枚以上を売り上げている[1][2]

人物

[編集]
東京・ヴェルファーレ(イメージ)

アイルランド人[2]コーカソイド、身長189cm[1]英語の他に日本語も話す。

1990年代初頭から東京を拠点とした活動を始め、ハウステクノトランス等を扱うクラブDJとして活動[2]。その後は、東アジアを中心とする地域で活動の場を広げ、ヨーロッパの有名DJとの共演もある。

経歴

[編集]

1991年平成3年)に開業した大規模ディスコジュリアナ東京』(東京・芝浦)ではメインDJを務め、同店名を冠したコンピレーション・アルバムavex trax)にも出演。プレイ中に店名を独特の中音の声で叫ぶ様子が特徴であった[3]。この当時のハイパーテクノ[4]を中心とした音楽活動が、自身制作の『TOKYO,GO!』という作品として結実した。1994年平成6年)8月31日に同店が閉店すると、同年末に開店した同じく大規模ディスコ『ヴェルファーレ』(東京・六本木)のDJとなり、同店の運営にも参加するようになった。

2000年頃になると自身の活動内容がポップ・ミュージック音楽ビジネスショービズまでに分散してしまったことを反省、原点であるクラブDJとしての活動へ回帰・集中することを試みるようになった[2][1]。その後は、中華人民共和国インドネシアバリ島オーストラリアなどを含むアジア - オセアニアの各所における様々な音楽イベントに参加、2007年平成19年)には、バラエティ番組 『SMAP×SMAP』へ出演[1]

2010年6月現在、ロンドンおよびサウス・イースト・イングランドを生活の拠点のひとつとしている[1]

レッドブル・クラッシュドアイス横浜2018ではスポーツMCAleeと共にMCを務める[5][6]

ディスコグラフィー

[編集]

シングル

[編集]
  • トゥー・ビー・フリー (1993/2/5)
  • ジェラシー (1993/06/21)
  • アイ・ガッタ・ムーヴ (1993/11/21)
  • トーキョー・ゴー! (1994/3/21)
  • ギヴ・イット・トゥ・ミー (ダンロップタイヤ・「フォーミュラRSV/W-1スペックR」CMソング)/エヴリバディ (1995/4/10)
  • ジャワ・ジャングル (大塚ベバレジ シンビーノ・ジャワティストレートCMソング) (1995/4/21)
  • ジェラシー’96 (1995/11/22)
  • ビー・マイ・ベイビー! (1996/8/21)
  • Kecak(beatmaniaIIDX IIDX RED収録曲)(2004年) - 同ゲームには「beatmaniaIIDX 14 GOLD」に『Come On』(2007年)が収録されている。

アルバム

[編集]
  • フロム・ジュリアナTOKYO (1993/2/5)
  • ボーン・トゥ・レイヴ (1993/11/21)
  • プラネット・レイヴ (1994/4/21)
  • サヴァイヴァー  (1995/5/10)
「ギヴ・イット・トゥ・ミー」ダンロップタイヤ・「フォーミュラRSV/W-1スペックR」 CMソング 
「ジャワ・ジャングル」大塚ベバレジシンビーノ・ジャワティストレートCMソング
「アプティーパ (ジャングル ラティーナ)」・日本IBM「Aptiva」CMソング
  • ザ・ベスト・オブ・ジョン・ロビンソン (1996/2/21)
  • ジョン(1996/9/25)
  • セヴン (1997/10/22)
「エヴリシング・ゴナ・ビー・オーライト」DJウォーズ(スパイクセガサターン用ゲームソフト) オープニング曲

参加作品

[編集]
  • 「ザ・リミキシーズ」 - 日本の音楽グループEvery Little Thingのリミックスアルバム。「Dear My Friend」をリミックスした。

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f DJ ジョン・ロビンソン 『マイスペース』 2010年8月6日閲覧
  2. ^ a b c d Fun! Fun! Fun! DJ John Robinson im Manila Jenni Epperson.com 2009年8月17日、2010年8月6日閲覧
  3. ^ この当時のDJやMCのスタイルはジュリアナ東京の公式ノンストップ・ミックスCDで確認することができる。本人による店名のシャウトもそのまま収録されている。
  4. ^ ハードコアテクノユーロビートに寄せたような音楽群の日本独自の呼称
  5. ^ DJ JOHNと共演
  6. ^ RED BULL CRASHED ICE YOKOHAMA - クラッシュド・アイス - アイスクロス”. レッドブルクラッシュドアイス. 2018年12月7日閲覧。

外部リンク

[編集]