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仲宿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 板橋区 > 仲宿
仲宿
町丁
石神井川に架かる旧中山道板橋
地図北緯35度45分19秒 東経139度42分35秒 / 北緯35.755414度 東経139.7097度 / 35.755414; 139.7097
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 板橋区
地域 板橋地域
人口情報2024年(令和6年)3月31日現在[1]
 人口 7,704 人
 世帯数 4,579 世帯
面積[2]
  0.260188245 km²
人口密度 29609.33 人/km²
郵便番号 173-0005[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 板橋
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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仲宿(なかじゅく)は、東京都板橋区町名[5]。丁目の設定がない単独町名である。全域で住居表示が実施されている。

地理

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板橋区の南東部に位置する。狭小な町域を持ち、北端で石神井川に接する。北で石神井川を隔てて本町および稲荷台、東で加賀、南で板橋、西で氷川町と隣接する。西辺を国道17号(中山道)および首都高速5号池袋線が南北に通じ、南端に東京都道317号環状六号線(山手通り)の終点がある。町域は旧街道沿いを中心に商業地域となっている。

河川

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地価

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住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、仲宿19-6の地点で47万5000円/m2となっている[6]

歴史

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廃藩置県実施前は、武蔵国豊島郡下板橋宿。町域は江戸時代、旧中山道板橋宿の中心部であった。

沿革

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1872年(明治5年)の宿駅制度廃止までは板橋郷および板橋宿参照。

地名の由来

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旧板橋宿は上方(京)に近いほうから、名主の管理区域ごとに上宿・仲宿・平尾宿に分かれていた。その仲宿に由来する。

史跡

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  • 中宿脇本陣跡[12] - 飯田家の屋敷跡である[12]。幕末に14代将軍家茂へ降嫁する皇女和宮が宿泊し、明治初年に大宮氷川神社に行幸する明治天皇が休憩した[12]
  • 板橋宿本陣飯田新左衛門家跡

世帯数と人口

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2024年(令和6年)3月31日現在(板橋区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[13]
7,080
2000年(平成12年)[14]
6,748
2005年(平成17年)[15]
7,094
2010年(平成22年)[16]
7,235
2015年(平成27年)[17]
7,673
2020年(令和2年)[18]
7,848

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[13]
3,237
2000年(平成12年)[14]
3,267
2005年(平成17年)[15]
3,575
2010年(平成22年)[16]
3,832
2015年(平成27年)[17]
4,184
2020年(令和2年)[18]
4,494

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[19]

番地 小学校 中学校
1~26番
30番
37~40番
板橋区立金沢小学校 板橋区立加賀中学校
31~36番 板橋区立板橋第一小学校
27~29番
41~60番
63〜64番
板橋区立板橋第三中学校
61〜62番
65番
板橋区立板橋第二小学校 板橋区立板橋第一中学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[20]

  • 事業所数 : 279事業所
  • 従業員数 : 2,120人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[21]
287
2021年(令和3年)[20]
279

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[21]
1,884
2021年(令和3年)[20]
2,120

交通

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バス

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道路

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施設

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  • 板橋産連会館
  • 板橋区立仲宿保育園
  • よしや仲宿店
  • ライフ仲宿店
  • 成田山板橋遍照寺

出身・ゆかりのある人物

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 令和6年 町丁目別年齢別人口表” (CSV). 板橋区 (2024年4月2日). 2024年4月29日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年11月17日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 仲宿の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 板橋区教育委員会『いたばしの地名』、1995年3月、P127。
  6. ^ 国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月27日閲覧。
  7. ^ 江戸時代の板橋は太鼓橋で、およそ20年ごとに宿場関係者は幕府に、老朽化による架け替え請願をしていたと伝えられる。明治以降は不詳だが、遅くとも板橋乗合自動車の志村方面延伸もしくは王子乗合自動車商会の路線開設時(当初は旧道経由)までには、自動車の通行が可能な形態の橋になっていたと考えられる。
  8. ^ 板橋区ホームページ「平成27年度板橋区土木白書 第1章 区道の歴史」(PDFファイル)
  9. ^ 「日本鉄道旅行地図帳 5号 東京」(新潮社・2008年)41頁
  10. ^ 板橋区ホームページ「住居表示実施証明書」
  11. ^ 補償金1億2千万円 東京・板橋のガス爆発 八世帯と示談まとまる『朝日新聞』1969年12月26日(夕刊)3版 10面
  12. ^ a b c 中宿脇本陣跡(公開日・平成23年4月26日)、板橋区公式サイト。
  13. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  18. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  19. ^ 板橋区立小中学校 住所別通学区域校一覧” (PDF). 板橋区 (2021年7月30日). 2023年11月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  20. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  21. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  22. ^ a b 『北豊島郡誌』157頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年8月28日閲覧。
  23. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

参考文献

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  • 北豊島郡農会編『北豊島郡誌』北豊島郡農会、1918年。

外部リンク

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