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時雨音羽

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時雨 音羽(しぐれ おとは、1899年明治32年)3月19日 - 1980年昭和55年)7月25日)は、昭和期の作詞家。出生時の戸籍上の名前は池野 音吉(いけの おときち)であるが、1961年(昭和36年)に筆名を本名に改名したため、没年時の本名も時雨音羽である。

経歴

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北海道利尻島沓形村番外地出身[1]。5人兄弟の末っ子として生まれる。父邦蔵は、新潟県佐渡郡の出身[注釈 1]新湊小学校沓形小学校高等科卒業。1916年大正5年)沓形村役場に附属員として勤めていたが、1918年(大正7年)秋頃上京する。日本大学法科に検定で合格し、1923年(大正12年)卒業後[2]大蔵省主税局織物課に勤めた。

1925年(大正14年)、新大衆誌『キング』9月号に講談社の依頼で民謡詩「朝日をあびて(後の出船の港)」を掲載[注釈 2][1]。この詩は、中山晋平が作曲し藤原義江が歌ってヒットした。翌1926年(大正15年)3月には、『キング』3月号に民謡詩「金扇(後の鉾をおさめて)」を掲載。この詩も中山、藤原のコンビによって歌われた[注釈 3]1928年(昭和3年)創設されたばかりのビクターレコードに文芸顧問として入社。「君恋し」、「浪花小唄」とヒット曲を書き、レコード界草創期の流行歌作詞家となった。また童謡、唱歌も作り、1942年(昭和17年)には、平井康三郎作曲で、小学校のための文部省唱歌となった「スキー」を作詞している[注釈 4]

一方で、演劇界にも活動の場を広げて、1927年(昭和2年)には、二代目市川猿之助の歌舞伎座上演脚本に「最初の悪魔」で応募し、一等当選[1]1957年(昭和32年)公開の東宝映画「雨情」の原作、文藝春秋「樹下の一夜」など数々の脚本を手がけた。

1961年(昭和36年)12月、佐々紅華作曲、寺岡真三編曲、フランク永井歌唱により、「君恋し」で第3回日本レコード大賞受賞。

1969年(昭和44年)、紫綬褒章を受章。1977年(昭和52年)7月より利尻町名誉町民[1]1980年(昭和55年)7月25日死去。

同年10月、佐々紅華作曲、フランク永井歌唱により、「君恋し」で日本作詩大賞特別賞受賞。1981年(昭和56年)6月10日、幌延町名山台に詩碑「天塩川」除幕式。

主な著作に、日本講演協会『塩と民族』、『島物語』、現代教養文庫『日本歌謡集 明治・大正・昭和の流行歌』などがある。

録音作品

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  • 『出船の港』(1928年(昭和3年)2月)[中山晋平作曲、カルロ・サバイノ編曲、歌:藤原義江
  • 『鉾をおさめて』(1928年(昭和3年)7月)[中山晋平作曲、歌:藤原義江、ピアノ:シールズ]、(1929年(昭和4年)7月[中山晋平作曲、歌:佐藤千夜子、ピアノ:中山晋平)
  • 君恋し』(1928年(昭和3年)12月)[佐々紅華作曲、歌:二村定一]、(1929年(昭和4年)9月)[佐々紅華作編曲、歌:佐藤千夜子、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『白帆の唄』(1929年(昭和4年)3月)[井田一郎編曲、歌:二村定一、女声合唱団]
  • 『神田小唄』(1929年(昭和4年)4月)[佐々紅華作曲、歌:二村定一]
  • 『となり横丁』(1929年(昭和4年)4月)[イタリア民謡、井田一郎編曲、歌:二村定一、女声合唱団、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『ほがらかね』(1929年(昭和4年)4月)[イタリア民謡、井田一郎編曲、歌:二村定一、女声合唱団、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『君よさらば』(1929年(昭和4年)4月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『かちどきの唄』(1929年(昭和4年)5月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『悲しき踊り子』(1929年(昭和4年)5月)[佐々紅華作編曲、歌:佐藤千夜子、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 浪花小唄(道頓堀夜景)[注釈 5]』(1929年(昭和4年)6月)[佐々紅華作曲、歌:二村定一・藤本二三吉]、(1929年(昭和4年)7月)[佐々紅華作編曲、歌:葭町二三吉、三味線:小静、秀葉]
  • 『モダン東京』(1929年(昭和4年)7月)[竹森しげる作曲、井田一郎編曲、歌:鈴野雪夫、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『丸の内メロディー』(1929年(昭和4年)7月)[竹森しげる作曲、井田一郎編曲、歌:鈴野雪夫、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 黒ニャゴ』(1929年(昭和4年)7月)[佐々紅華作編曲、歌:平井英子、斉唱:松山浪子、富士野登久子、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『おいちにの兵隊さん』(1929年(昭和4年)7月)[佐々紅華作編曲、歌:平井英子、斉唱:松山浪子、富士野登久子、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『山の歌』(1929年(昭和4年)7月)[佐々紅華作曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『海のメロディー』(1929年(昭和4年)7月)[佐々紅華作曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『ホイ坂エン坂』(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、歌:平井英子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]、(1950年(昭和25年)6月)[佐々紅華作編曲、歌:平井英子、伴奏:ビクターオーケストラ]、(1950年(昭和25年)6月)[佐々紅華作編曲、歌:平井英子、日本ビクター児童合唱団、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『陽気な唄』(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]、(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、歌:永井智子
  • 『摩天楼』(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、歌:佐藤千夜子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]、(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、三味線:藤本二三吉、小静、秀葉、伴奏:日本ビクター四重奏団]
  • 『鼠の留守番』(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、歌:平井英子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]、(1950年(昭和25年)6月)[佐々紅華作曲、歌:平井英子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]、『ねずみの留守番』(1950年(昭和25年)6月)[佐々紅華作編曲、歌:平井英子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『送る紅筆』(1929年(昭和4年)8月)[塩尻精八作編曲、歌:永井智子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『潮の逢瀬 (巡航船の唄) 』(1929年(昭和4年)8月)[塩尻精八作編曲、歌:永井智子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『早稲田メロディー』(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『神楽坂』(1929年(昭和4年)8月)[佐々紅華作編曲、歌:藤本(葭町)二三吉、三味線:小静、秀葉]
  • 『不忍小唄』(1929年(昭和4年)9月)[佐々紅華作編曲、歌:藤本(葭町)二三吉、三味線:小静、秀葉]
  • 『黒ゆりの花』(1929年(昭和4年)9月)[佐々紅華作編曲、歌:佐藤千夜子、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『金座金座』(1929年(昭和4年)9月)[佐々紅華作編曲、歌:藤本(葭町)二三吉、三味線:小静、秀葉]、(1929年(昭和4年)9月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『モダン節』(1929年(昭和4年)10月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]、(1929年(昭和4年)10月)[佐々紅華作編曲、歌:藤本(葭町)二三吉、三味線:小静、秀葉]
  • 『舞鶴小唄』(1929年(昭和4年)10月)[中山晋平作曲、歌:藤本(葭町)二三吉、三味線:小静、秀葉]
  • 『摩天楼』(1929年(昭和4年)11月)[佐々紅華作曲、歌:佐藤千夜子]
  • 『糸はんへ』(1929年(昭和4年)11月)[佐々紅華作編曲、歌:佐藤千夜子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『しぼむ花びら』(1929年(昭和4年)11月)[佐々紅華作編曲、歌:佐藤千夜子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『キルク草履』(1929年(昭和4年)11月)[塩尻精八作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター・ジャズ・バンド]
  • 『おらが牧場』(1929年(昭和4年)12月)[藤井清水作曲、歌:藤原義江、ピアノ:マキシム・シャピロ]
  • 『十のそらごと』(1929年(昭和4年)12月)[佐々紅華作曲、歌:二村定一]
  • 『一度二度なら』(1929年(昭和4年)12月)[佐々紅華作曲、歌:藤本(葭町)二三吉]
  • 『南地南地なんだんネ』(1930年(昭和5年)1月)[佐々紅華作編曲、歌:藤本(葭町)二三吉、三味線:小静、秀葉、きん、琴歌]、(1930年(昭和5年)1月)[佐々紅華作編曲、歌:藤本(葭町)二三吉、伴奏:日本ビクターサロン管絃楽団]
  • 『護れよ祖国』(1930年(昭和5年)1月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『海原千里』(1930年(昭和5年)1月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『新橋や素足で東下駄佐々』(1930年(昭和5年)2月)[佐々紅華作編曲、歌:新橋春野、新橋林子、伴奏:日本ビクターサロン管絃楽団、三味線:元香、政奴]
  • 『スポーツ拳』(1930年(昭和5年)3月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『桃栗三年』(1930年(昭和5年)3月)[佐々紅華作編曲、歌:平井 英子、伴奏:缺畑貞子、日本ビクタージャズ・バンド]
  • 『復興小唄』(1930年(昭和5年)3月)[佐々紅華作曲、歌:藤本(葭町)二三吉、三味線:小静、秀葉]
  • 『野球メロディー』(1930年(昭和5年)3月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『久助の舟』(1930年(昭和5年)4月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『チャキチャキ雀』(1930年(昭和5年)4月)[佐々紅華作編曲、歌:羽衣歌子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『千の酒倉』(1930年(昭和5年)4月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『柿の木坂』(1930年(昭和5年)4月)[佐々紅華作編曲、歌:佐藤千夜子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『踊る黒猫』(1930年(昭和5年)5月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『野沢温泉小唄』(1930年(昭和5年)5月)[中山晋平作曲、歌:藤本二三吉、三味線:小静、野沢芸妓璉]、(1954年(昭和29年)11月)[中山晋平作曲、歌:藤本二三吉]
  • 『灘の朝霧』(1930年(昭和5年)5月)[中山晋平作曲、歌:徳山璉、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『舞鶴行進曲』(1930年(昭和5年)5月)[佐々紅華作編曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクタージャズバンド]
  • 『東京セレナーデ』(1930年(昭和5年)6月)[佐々紅華作曲、歌:藤本二三吉、三味線:小静、秀葉]、(1930年(昭和5年)6月)[佐々紅華作曲、歌:二村定一、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『ぽんぽんぽんと町』(1930年(昭和5年)7月)[佐々紅華作曲、歌:(先斗町)筆香、三味線:先斗町三智子]
  • 『京の夢唄』(1930年(昭和5年)7月)[佐々紅華作曲、歌:藤本二三吉、三味線:小静、秀葉、三代龍]
  • 『新小唄 豆の枝づる』(1930年(昭和5年)10月)[佐々紅華作曲、歌:男女独唱合唱、三味線:先斗町筆香]
  • 『三弦歌謡曲 風のたより』(1930年(昭和5年)10月)[佐々紅華作曲、独吟:先斗町筆香、三味線:先斗町三智子]
  • 『今宵のひととき(アロハ・オエ)』(1930年(昭和5年)11月)[Queen Liliuokalani作詞、時雨音羽訳詞、Queen Liliuokalani作曲、歌:アーネスト・カアイ・ハワイアン・トリオ(女声独唱付)]
  • 『映画主題歌 ロボットの唄』(1931年(昭和6年)1月)[佐々紅華作曲、歌:田谷力三、藤本政子]
  • 『映画主題歌 わかれの唄』(1931年(昭和6年)1月)[佐々紅華作曲、歌:田谷力三]
  • 『松竹映画小唄 お嬢さんの唄』(1931年(昭和6年)1月)[佐々紅華作曲、歌:天野喜久代、二村定一]
  • 『新小唄 祇園ながし』(1931年(昭和6年)1月)[佐々紅華作曲、歌:朝居丸子]
  • 『さくら幻想曲』(1931年(昭和6年)3月)[佐々紅華作編曲、歌:祇園初太郎、先斗町筆香、伴奏:日本ビクター管絃楽団、三味線:長二、三智子]
  • 『帝キネ映画主題歌 妻吉小唄』(1931年(昭和6年)4月)[佐々紅華作曲、歌:天野喜久代]
  • 『帝キネ映画主題歌 妻吉恋慕』(1931年(昭和6年)4月)[佐々紅華作曲、歌:新橋南地鶴三、三味線:豊吉、広助]
  • 『ララ東京』(1931年(昭和6年)7月)[江口夜詩作曲、歌:弥生ひばり]
  • 『大東京の唄(「大東京」主題歌)』(1931年(昭和6年)7月)[堀内敬三作編曲、歌:羽衣歌子]
  • 『別れの花束(トービスユニバーサル映画「偽国旗」)』(1931年(昭和6年)7月)[江口夜詩作曲、歌:春山一夫]
  • 『ジャズソング ジョッキ ビール』(1931年(昭和6年)12月)[杉山長谷夫作編曲、歌:Burton Crane]
  • 『流行小唄 心のゆくえ』(1932年(昭和7年)3月)[井田一郎作編曲、歌:藤山一郎]
  • 『新小唄 鉄道小唄』(1932年(昭和7年)3月)[佐々紅華作編曲、歌:分宝家艶菊]
  • 『さらば上海』(1932年(昭和7年)6月)[古賀政男作編曲、歌:関種子
  • 『夜霧の港』(1932年(昭和7年)6月)[古賀政男作編曲、歌:中野忠晴
  • 『独唱 つばめ』(1932年(昭和7年)7月)[杉山長谷夫作編曲、歌:ベルトラメリ能子
  • 『独唱 まだ見ぬ夢』(1932年(昭和7年)7月)[杉山長谷夫作編曲、ベルトラメリ能子]
  • 『君恋し―波浮の港』(1932年(昭和7年)9月)[佐々紅華作曲、デュフォル編曲、歌:東京フロリダ・ダンスホールほか]
  • 『ジプシイの唄』(1932年(昭和7年)10月)[井田一郎編曲、歌:松島詩子
  • 『映画主題歌 花の東京』(1932年(昭和7年)10月)[古賀政男作曲、パクナデル・ドフォール編曲、歌:中野忠晴、淡谷のり子
  • 『春が来る来る』(1933年(昭和8年)1月)[堀内敬三作曲、歌:春山一夫]
  • 『海の小夜曲(セレナーデ)』(1933年(昭和8年)3月)[竹岡信幸作曲、歌:春山一夫]
  • 『女の唄』(1933年(昭和8年)5月)[井田一郎作編曲、歌:小林千代子
  • 『ほのかに君と』(1933年(昭和8年)5月)[井田一郎作編曲、歌:藤田正夫]
  • 『流行歌(ハワイアンメロディ)桃の花咲く』(1933年(昭和8年)5月)[歌:ミス・コロムビア
  • 『流行唄 波のワルツ(ハワイアンメロディー)』(1933年(昭和8年)5月)[歌:中野忠晴、伴奏:ハワイアンギター]
  • 『あかつきの歌』(1933年(昭和8年)7月)[倉田俊男作編曲、歌:東海林太郎]
  • 『紅傘日傘』(1933年(昭和8年)7月)[山口俊郎作曲、倉田俊男編曲、歌:弥生ひばり]
  • 『儚ない影』(1933年(昭和8年)8月)[北晃一作曲、歌:小林千代子、伴奏:日本ビクター・サロン・オーケストラ]
  • 『ナンセンス小唄 トンコ節』(1933年(昭和8年)10月)[菊地博編曲、歌:バートン・クレーン]
  • 『東京ステップ』(1933年(昭和8年)10月)[竹岡信幸作編曲、歌:東海林太郎]
  • 『蚊帳にねて』(1934年(昭和9年)6月)[小松耕輔作曲、歌:喜波貞子、指揮:ピチネリ、伴奏:ミラノ・スカラ座管弦(楽)団]
  • 『戀の流浪』(1934年(昭和9年)6月)[水木欣哉作曲、歌:徳山璉、伴奏:日本ビクター管弦楽団]
  • 『北信濃音頭』(1934年(昭和9年)7月)[中山晋平作曲、歌:小唄勝太郎三島一声、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『お杉音頭』(1934年(昭和9年)7月)[中山晋平作曲、歌:小唄勝太郎、三島一声、伴奏:日本ビクター管絃楽団]
  • 『夢のふるさと』(1934年(昭和9年)7月)[田村しげる作編曲、歌:東海林太郎]
  • 『流行歌 野球おどり』(1934年(昭和9年)8月)[佐々紅華作曲、歌:藤本二三吉]
  • 『シャックリ殿さま』(1934年(昭和9年)9月)[中山晋平作曲、歌:高山得子、平山美代子、伴奏:日本ビクター管絃楽団]、(1955年(昭和30年)1月)[中山晋平作曲、小沢直与志編曲、歌:古賀さと子、児童合唱、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『母をたずねて』(1934年(昭和9年)11月)[田村しげる作曲、歌:東海林太郎]
  • 『母の手に』(1934年(昭和9年)11月)[田村しげる作編曲、歌:松島詩子]
  • 『流行歌 呼子鳥』(1934年(昭和9年)12月)[佐々紅華作編曲、歌:豆千代]
  • 『流行歌 晴れて逢ふ夜は』(1934年(昭和9年)12月)[古関裕而作曲、奥山貞吉編曲、歌:赤坂小梅
  • 『春の夜は』(1935年(昭和10年)1月)[田村しげる作曲、歌:東海林太郎]
  • 『梅に春風』(1935年(昭和10年)1月)[田村しげる作曲、歌:新橋喜代三
  • 『ゆるしてネ』(1935年(昭和10年)2月)[江口夜詩作編曲、歌:赤坂小梅]
  • 『秘めし涙』(1935年(昭和10年)2月)[杉山長谷夫作編曲、うた:小唄勝太郎、三味線:千代菊、千代、伴奏:日本ビクター・サロン管絃楽団]
  • 『大阪恋しや』(1935年(昭和10年)2月)[塩尻精八作曲、歌:東海林太郎]
  • 『愛の翼』(1935年(昭和10年)4月)[田村しげる作編曲、歌:松島詩子]
  • 『流行歌 さくら日本』(1935年(昭和10年)4月)[佐々紅華作編曲、歌:音丸伊藤久男、コロムビア合唱団、三味線:小靜、富奴]、(1935年(昭和10年)4月)[佐々紅華作曲、奥山貞吉編曲、歌:藤本二三吉、中野忠晴、コロムビア合唱団]
  • 『雲とつばさ』(1935年(昭和10年)4月)[田村しげる作曲、歌:東海林太郎]
  • 『蕾頃から』(1935年(昭和10年)5月)[大村能章作曲、歌:東海林太郎]
  • 『流行歌 夏はうれしや』(1935年(昭和10年)6月)[佐々紅華作編曲、歌:山下義夫、三味線:小靜、富奴]
  • 『家なき児』(1935年(昭和10年)6月)[田村しげる作曲、歌:東海林太郎]
  • 『ナポリ恋しや』(1935年(昭和10年)6月)[田村しげる作編曲、歌:松島詩子]
  • 『出船の港』(1935年(昭和10年)7月)[中山晋平作曲、歌:藤原義江、伴奏:日本ビクター管弦楽団]
  • 『残桜』(1935年(昭和10年)7月)[村越国保作編曲、歌:三島一声、伴奏:日本ビクター・アンサンブル]
  • 『鉾ををさめて』(1935年(昭和10年)7月)[中山晋平作曲、歌:藤原義江、伴奏:日本ビクター管弦楽団]
  • 『青い月夜に』(1936年(昭和11年)2月)[細川潤一作曲、歌:三浦房子]
  • 『江戸節みやげ子守歌』(1936年(昭和11年)3月)[阿部武雄作曲、歌:高田浩吉
  • 『手まり唄』(1936年(昭和11年)12月)[長妻完至作曲、歌:木村百合子、高橋旭子]
  • 『満州娘』(1937年(昭和12年)1月)[長谷川椙美作編曲、歌:樋口静雄]
  • 『草に眠る勇士』(1937年(昭和12年)3月)[細川潤一作曲、歌:三門順子]
  • 『女よ何故泣くか』(1937年(昭和12年)3月)[田村しげる作編曲、歌:樋口静雄]
  • 『さらば愛児』(1937年(昭和12年)4月)[細川潤一作編曲、歌:松島詩子]
  • 『ナイルの岸』(1937年(昭和12年)5月)[橋本成美作編曲、歌:松島詩子]
  • 『鉾をおさめて』(1937年(昭和12年)6月)[中山晋平作曲、ビンセント・ロペツ編曲、歌:藤原義江、伴奏:ビンセント・ロペツ・アンド・ヒズ・シンフォニック・ジャズ・オーケストラ]
  • 『春雨郵便』(1937年(昭和12年)6月)[北村輝作曲、歌:樋口晴雄]
  • 『墨菊の唄』(1937年(昭和12年)6月)[細川潤一作編曲、歌:花柳小菊]
  • 『兵隊さん節』(1937年(昭和12年)11月)[古賀政男作曲、歌:美ち奴]
  • 『赤城月夜』(1938年(昭和13年)4月)[大村能章作編曲、歌:塩まさる]
  • 『長江の月』(1938年(昭和13年)4月)[佐藤長助作編曲、歌:樋口静雄]
  • 『大島航路』(1938年(昭和13年)8月)[細川潤一作曲、歌:樋口静雄、松島詩子]
  • 『チンライ節』(1938年(昭和13年)8月)[田村しげる作曲、歌:樋口静雄]、(1946年(昭和21年)5月)[田村しげる作編曲、歌:樋口静雄]
  • 『田園の夢唄』(1938年(昭和13年)9月)[細川潤一作編曲、歌:松島詩子]
  • 『田園交響楽』(1938年(昭和13年)9月)[細川潤一作曲、歌:樋口静雄]
  • 『日本男児の歌』(1938年(昭和13年)10月)[杉山長谷夫作編曲、歌:塩まさる]
  • 『夢の青空』(1938年(昭和13年)12月)[古賀政男作曲、歌:美ち奴]
  • 『彌次喜多道中記』(1938年(昭和13年)12月)[古賀政男作曲、歌:楠木繁夫ディック・ミネ]
  • 『人生の旅路』(1939年(昭和14年)2月)[細川潤一作曲、歌:樋口静雄]
  • 『嵐に立つ女』(1939年(昭和14年)4月)[島田逸平作編曲、歌:松島詩子]
  • 『二人ゆく人生』(1939年(昭和14年)7月)[細川潤一作編曲、歌:樋口静雄、松島詩子]
  • 『愛のいばら路』(1939年(昭和14年)7月)[細川潤一作編曲、歌:筑波高]
  • 『綾子の歌』(1939年(昭和14年)8月)[中川栄三作編曲、歌:松島詩子]
  • 『さらば上海』(1939年(昭和14年)8月)[古賀政男作曲、歌:李香蘭]
  • 『上海の踊り子』(1940年(昭和15年)4月)[細川潤一作曲、歌:松島詩子]、(1952年(昭和27年)11月)[細川潤一作編曲、歌:松島詩子]
  • 『旅する人々』(1940年(昭和15年)5月)[細川潤一作編曲、歌:林伊佐緒
  • 『サーカスの娘』(1940年(昭和15年)5月)[上原げんと作編曲、歌:松島詩子]
  • 『高原の乙女』(1940年(昭和15年)6月)[細川潤一作編曲、歌:松島詩子]
  • 『緑の幌馬車』(1940年(昭和15年)6月)[細川潤一作曲、歌:樋口静雄]
  • 『父さま星』(1940年(昭和15年)6月)[細川潤一作曲、歌:樋口静雄]
  • 『広東の踊り子』(1940年(昭和15年)9月)[細川潤一作曲、歌:松島詩子]
  • 『純情の窓』(1940年(昭和15年)10月)[多紀英二作編曲、歌:松島詩子]
  • 『幾山河』(1940年(昭和15年)10月)[島田逸平作編曲、歌:林伊佐緒、横山郁子]、(1946年(昭和21年)3月)[細川潤一作曲、歌:林伊佐緒、横山郁子]
  • 『輝く青空』(1941年(昭和16年)2月)[中川栄三作編曲、歌:井口小夜子
  • 『母代の歌』(1941年(昭和16年)2月)[佐藤長助作編曲、歌:松島詩子]
  • 『みなと東京』(1941年(昭和16年)8月)[上原げんと作編曲、歌:岡晴夫
  • 小学校唱歌『スキー』(1942年(昭和17年))[平井康三郎作曲]
  • 『ハワイ撃滅の歌』(1942年(昭和17年)4月)[河村光陽作曲、歌:木下保
  • 『攻めぬけ勝ちぬけ』(1942年(昭和17年)5月)[定方雄吉作曲、佐藤長助編曲、歌:岡晴夫]
  • 『行進歌集(下)4.進め一億火の玉だ 5.ハワイ撃滅 6.十億の進軍』(5.と6.)(1942年(昭和17年)8月)[河村光陽(5.)作曲、林伊佐緒(6.)作曲、歌:キング混声合唱団]
  • 『敵将降伏』(1942年(昭和17年)9月)[細川潤一作曲、歌:林伊佐緒]
  • 『米英撃滅』(1942年(昭和17年)9月)[細川潤一作曲、歌:林伊佐緒]
  • 『南京の踊り子』(1942年(昭和17年)12月)[細川潤一作編曲、演奏:キング軽音楽団]
  • 『征けやロンドン』(1943年(昭和18年)6月)[細川潤一作編曲、歌:永田絃次郎
  • 『日本行軍歌』(1944年(昭和19年)2月)[島田逸平作曲、佐藤長助編曲、歌:鬼俊英、井口小夜子、伴奏:陸軍軍楽隊]
  • 『若い母の歌』(1944年(昭和19年)4月)[細川潤一作編曲、歌:井口小夜子]
  • 『神風節』(1945年(昭和20年)1月)[佐々木俊一作曲、篠原正雄編曲、歌:永田絃次郎、富士音盤合唱団]
  • 『月夜のほととぎす』(1951年(昭和26年)8月)[中山晋平作曲、小沢直与志編曲、歌:古賀さと子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『どこでおねんねするの ―マザーグースより』(1951年(昭和26年)9月)[飯田信夫作編曲、歌:古賀さと子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『ニッポン音頭』(1951年(昭和26年)10月)[中山晋平作曲、小沢直与志編曲、歌:宇都美清榎本美佐江、喜久丸、三味線:豊吉、豊文]
  • 『愉快なスケーター』(1951年(昭和26年)11月)[服部正作編曲、歌:星野広子、矢野滋、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『おもちゃのバレー』(1951年(昭和26年)11月)[平岡照章作編曲、歌:関根敏子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『小人の踊り』(1952年(昭和27年)1月)[平岡照章作編曲、歌:関根敏子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『熊の子祭り』(1952年(昭和27年)1月)[中山晋平作曲、小沢直与志編曲、歌:星野広子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『どんぐりとリス』(1952年(昭和27年)2月)[清水保雄作編曲、歌:古賀さと子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • ニッパーのピクニック』(1952年(昭和27年)3月)[保田正作編曲、歌:古賀さと子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『山羊の赤ちゃん』(1952年(昭和27年)3月)[小村三千三作編曲、歌:小林八重子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『海の子・山の子』(1952年(昭和27年)4月)[平岡照章作編曲、歌:関根敏子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『鈴蘭香る丘』(1952年(昭和27年)4月)[服部正作編曲、歌:星野広子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『トコシャン節』(1952年(昭和27年)4月)[吉田正作曲、清水保雄編曲、歌:久慈あさみ宇都美清、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『女心に雨が降る』(1952年(昭和27年)4月)[佐々木俊一作曲、松井八郎編曲、歌:草葉ひかる、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『月夜のさくら』(1952年(昭和27年)5月)[佐々木俊一作曲、佐野鋤編曲、歌:関根敏子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『おヨメさん/てまりうた』(1952年(昭和27年)5月)[佐々木俊一作曲、小沢直与志編曲、歌:古賀さと子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『忘れじの花束(ラモ・デ・ノビア)』(1952年(昭和27年)6月)[松井八郎作編曲、歌:淡谷のり子、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『黒い瞳のアンナ』(1952年(昭和27年)6月)[松井八郎作編曲、歌:淡谷のり子、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『ニッパーのお祭り』(1952年(昭和27年)7月)[中山晋平作曲、小沢直与志編曲、歌:古賀さと子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『やなぎブギ』(1952年(昭和27年)7月)[佐野鋤作編曲、歌:市丸、三味線:静子、豊文、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『夜の雨』(1952年(昭和27年)7月)[加藤光男作編曲、歌:市丸、三味線:静子、豊文、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『潮来情話』(1952年(昭和27年)7月)[佐々木俊一作曲、小沢直与志編曲、三味線弾き語り:市丸、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『おぼろ月十三夜』(1952年(昭和27年)7月)[佐々木俊一作曲、小沢直与志編曲、歌:榎本美佐江、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『五つの子ねこ』(1952年(昭和27年)7月)[小村三千三作編曲、歌:小林八重子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『ちんころたんころ』(1952年(昭和27年)8月)[山本芳樹作編曲、歌:小林八重子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『藤十郎恋唄』(1952年(昭和27年)9月)[松井八郎作編曲、歌:小畑実、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『夢の花馬車』(1952年(昭和27年)10月)[小村三千三作編曲、歌:関根敏子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『あんころころころ』(1953年(昭和28年)2月)[小村三千三作編曲、歌:長坂明栄、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『牧場の夕月』(1953年(昭和28年)4月)[小村三千三作編曲、歌:古賀さと子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『虹立つ丘』(1953年(昭和28年)4月)[平岡照章作編曲、歌:ビクター児童合唱団、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『ぴょんぴょん虫』(1953年(昭和28年)4月)[平岡照章作編曲、歌:小鳩くるみ、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『南の花束』(1953年(昭和28年)6月)[平岡照章作編曲、歌:古賀さと子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『笛の音は空とほく』(1953年(昭和28年)9月)[佐々木俊一作曲、佐野鋤編曲、歌:久慈あさみ、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『こざるのめがね』(1953年(昭和28年)12月)[平岡照章作編曲、歌:小鳩くるみ、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『オロチョンのお祭』(1954年(昭和29年)4月)[平岡照章作編曲、歌:田端典子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『おまつり』(1954年(昭和29年)5月)[平岡照章作編曲、歌:くるみ児童合唱団、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『ポプラの夢』(1954年(昭和29年)6月)[清水保雄作曲、歌:古賀さと子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『月見草の丘』(1954年(昭和29年)6月)[平岡照章作曲、歌:山田礼子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『浜辺に濡れて』(1954年(昭和29年)6月)[佐々木俊一作編曲、歌:灰田勝彦、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『名古屋ぶし』(1954年(昭和29年)6月)[大村能章作編曲、歌:中山嘉子、喜久丸、三味線:豊吉、豊藤、琴:田中佐知子]
  • 『こども音頭』(1954年(昭和29年)7月)[佐野鋤作編曲、歌:古賀さと子、田端典子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『鉄火奉行のうた』(1954年(昭和29年)8月)[大村能章作編曲、歌:小畑実、三味線:豊吉、豊寿、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『江戸の流れ星』(1954年(昭和29年)8月)[大村能章作編曲、歌:小畑実、三味線:豊吉、豊文、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『のりものごっこ』(1954年(昭和29年)8月)[定方雄吉作曲、小沢直与志編曲、歌:福住房子、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『からまつの林をゆけば』(1954年(昭和29年)9月)[平岡照章作曲、歌:川野啓一、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『北の子南の子』(1955年(昭和30年)1月)[平岡照章作編曲、歌:田端典子、くるみ児童合唱、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『熱海とろりこ』(1955年(昭和30年)3月)[中山晋平作曲、小沢直与志編曲、歌:駒千代、熱海芸妓連中、三味線:豊吉、豊静、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『こども音頭』(1955年(昭和30年)5月)[佐野鋤作編曲、歌:古賀さと子、田端典子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『よいこの踊り』(1955年(昭和30年)5月)[平岡照章作編曲、歌:古賀さと子、児童合唱、伴奏:ビクターオーケストラ]
  • 『ひよこの茶目さん』(1955年(昭和30年)9月)[平岡照章作編曲、歌:小鳩くるみ、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『仲よしひなまつり』(1956年(昭和31年)2月)[佐野鋤作編曲、歌:大道寺重野、児童合唱、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『PTA音頭』(1956年(昭和31年)6月)[飯田信夫作編曲、歌:田端典子、小西潤、中原葉子、児童合唱、
  • 『ああ古城』(1956年(昭和31年)9月)[飯田信夫作編曲、歌:ビクター女声合唱団、真弓田一夫、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『希望のオーロラ』(1957年(昭和32年)4月)[服部正作編曲、歌:ビクター女声合唱団、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『学校音頭』(1957年(昭和32年)6月)[飯田信夫作編曲、歌:田端典子、小西潤、児童合唱、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『さくら吹雪』(1957年(昭和32年)10月)[佐野鋤作編曲、歌:ビクター児童合唱団、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『坊やと踊りましょう』(1958年(昭和33年)7月)[小村三千三作編曲、歌:ビクター児童合唱団、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『輝く南十字星』(1959年(昭和34年)4月)[服部正作編曲、歌:藤井典明、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『こだまの太鼓』(1959年(昭和34年)11月)[佐野雅美作編曲、歌:大道寺重野、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『三浜盆唄』(1960年(昭和35年)1月)[茨城県民謡:時雨音羽補作、小沢直与志編曲、歌:伊藤かづ子、三味線:豊静、豊宏、伴奏7:ビクター・オーケストラ]
  • 『歌え若人』(1960年(昭和35年)4月)[飯田信夫作編曲、歌:田端典子、ビクター・ワンワン・コーラス、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『いわき「じゃんがら」』(1960年(昭和35年)4月)[福島民謡:時雨音羽補作、石平三郎編曲、歌:鈴木正夫、囃子:吉田昌治社中、伴奏:ビクター・オーケストラ]
  • 『胡蝶の舞い』(1960年(昭和35年)9月)[飯田信夫作編曲、歌:田端典子、伴奏:ビクター・オーケストラ]

楽譜

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  • 『出船の港』中山晋平 編輯、時雨音羽 歌、山野樂器店、1927年(昭和2年)
  • 『君戀し 民謠詩集』ビクター出版社、1929年(昭和4年)
  • 『黒ゆりの花』時雨音羽 作詩、佐々紅華 作曲、ビクター出版社、1929年(昭和4年)
  • 「陽気な唄」「浪花小唄 (道頓堀夜景)」「摩天楼」田中豊明編『映画音楽集』春秋社、1932年(昭和7年)所収
  • 「鉾ををさめて」大日本聯合青年團編『青年歌謠集』日本青年館、1932年(昭和7年)所収
  • 「出船の港」『日本名歌集 vol. 2』タジマ楽譜、1946年(昭和21年)所収
  • 『江戸の流れ星 大映映画『鉄火奉行』主題歌』新興樂譜出版社、1950年(昭和25年)
  • 「続 スキー 同声三部合唱」平井康三郎編『コーラスアルバム』音楽之友社、1950(昭和25年)-1955年(昭和30年)所収
  • 「出船の港」音樂之友社編『獨唱名曲八十番』音樂之友社、1950年(昭和25年)所収
  • 『浪花小唄』佐々紅華 作曲、新興樂譜出版社、1951年(昭和26年)
  • 『鉾をおさめて』中山晋平 作曲、新興樂譜出版社、1951年(昭和26年)
  • 『出船の港』中山晋平 作曲、新興樂譜出版社、1951年(昭和26年)
  • 「君恋し」『江梨子. 君恋し』佐々紅華 作曲、寺岡真三 編曲、全音楽譜出版社、1962年(昭和37年)所収
  • 「スキー」『日本童謡百曲集』新興楽譜出版社、1977年(昭和52年)所収
  • 「鉾をおさめて」林光編曲『混声合唱による日本抒情歌曲集 1,2,3』Zen-on Music Co.、1979年(昭和54年)-1981年(昭和56年)所収
  • 「鉾をおさめて」三善晃編曲『五つのルフラン 男声合唱のための』カワイ出版、1983年(昭和58年)所収
  • 「出船の港」「鉾をおさめて」伊藤玲子編『日本歌曲選集』ドレミ楽譜出版社、1988年(昭和63年)所収
  • 「スキー」若松正司編曲『日本のうたメドレー 少年少女のための合唱曲集』音楽之友社、1989年(平成元年)所収
  • 「スキー」平井康三郎編『こどものうた愛唱曲集 とんぼのめがね』音楽之友社、1992年(平成4年)所収
  • 「忍路」『日本歌曲全集 弘田龍太郎・杉山長谷夫・成田為三・藤井清水』音楽之友社、1993年(平成5年)所収
  • 「鉾をおさめて」「出船の港」『日本歌曲全集 小松耕輔・本居長世・梁田貞・中山晋平』音楽之友社、1993年(平成5年)所収
  • 「スキー」木村四郎編『女子学生のためのたのしい歌曲集』音楽之友社、1997年(平成9年)所収
  • 「出船の港」「鉾をおさめて」奈良守康編曲『ギター伴奏による日本名歌集』現代ギター社、1998年(平成10年)所収
  • 「出船の港」「鉾をおさめて」池辺晋一郎編曲『潮騒のなかで 女声合唱のための5つの日本抒情歌曲』カワイ出版、1998年(平成10年)所収
  • 「鉾をおさめて」日本合唱指揮者協会編著『リーダーシャッツ21 女声合唱』河合楽器製作所・出版部、2003年(平成15年)所収
  • 「スキー」『Lonely Woman. スキー』ショパン、2005年(平成17年)所収

校歌作詞

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  • 小樽商科大学校歌、1932年(昭和7年)
  • 沓形小学校校歌、1935年(昭和10年)
  • 利尻小学校校歌、1935年(昭和10年)
  • 鴛泊小学校校歌、1939年(昭和14年)
  • 羽幌町立羽幌中学校校歌、1947年(昭和22年)
  • 枝幸町立枝幸小学校校歌、1950年(昭和25年)
  • 仙法志中学校校歌、1952年(昭和27年)
  • 鬼脇中学校校歌、1954年(昭和29年)
  • 三鷹市立第一中学校校歌、1954年(昭和29年)
  • 北海道稚内商工高等学校校歌、1955年(昭和30年)
  • 鴛泊中学校校歌、1957年(昭和32年)
  • 新湊小学校校歌、1959年(昭和34年)
  • 北海道浜頓別高等学校校歌、1960年(昭和35年)
  • 沓形小学校の新しい校歌、1960年(昭和35年)
  • 沓形中学校校歌、1960年(昭和35年)
  • 稚内市立稚内東中学校校歌、1972年(昭和47年)[1]

編著書

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  • 『民謡集 うり家札[注釈 6]』米本書店、1924年(大正13年)
  • 『花に滲ませて 民謡詩集』博豊館、1925年(大正14年)
  • 『出船の港 民謠詩集』京文社、1929年(昭和4年)
  • 『童謡劇 猿におなりよ』盛林堂、1929年(昭和4年)
  • 『童謡劇 地蔵も踊る 一幕』盛林堂、1929年(昭和4年)
  • 『童謡劇 小僧さんと狸 二場』盛林堂、1929年(昭和4年)
  • 『童謡劇 鼠の留守番』盛林堂、1929年(昭和4年)
  • 『児童劇 ポチとカロ 三景』盛林堂書店、1930年(昭和5年)
  • 『短い子供劇 チャイナ床』盛林堂書店、1931年(昭和6年)
  • 『流行歌謡入門』作品社、1938年(昭和13年)
  • 『御用船』新興出版社、1940年(昭和15年)
  • 『レコード芸術 歌謡随筆』宗高書院、1947年(昭和22年)
  • 『島物がたり』宗谷観光協会、1948年(昭和23年)
  • 『君恋し』ぷやら新書刊行会、1961年(昭和36年)
  • 『日本歌謡集 明治・大正・昭和の流行歌』現代教養文庫、1963年(昭和38年)
  • 『大正琴でつづる明治百年 明治・大正・昭和の流行歌』(フォノ・シートブック)ビクター出版、1967年(昭和42年)
  • 『増補版 日本歌謡集 明治・大正・昭和の流行歌』現代教養文庫、1970年(昭和45年)
  • 『北海道・歌謡の旅 歌でつづる郷土の観光ハンド・ブック』新興楽譜出版社、1970年(昭和45年)
  • 『日本の民謡 時代民謡と新作民謡四百曲とその解説』新興楽譜出版社、1970年(昭和45年)
  • 『人生流行歌』有隣書房、1972年(昭和47年)
  • 『「出船の港」と利尻島』北書房、1976年(昭和51年)

共著書

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  • 『鰊の話』(木田金次郎、永田米作、吉田哲と共著)観光社、1951年(昭和26年)
  • 『みんなで書いた野口雨情伝』(平輪光三と共著)金の星社、1982年(昭和57年)
  • 『大活字本 心にふるさとがある 3』作品社、1998年(平成10年)
  • 『日本のうた こころの歌 明日へ残したい名曲選 CDつきマガジン6 雪の降る町を』谷内六郎画、デアゴスティ-ニ・ジャパン、2004年(平成16年)
  • 『日本のうた こころの歌 明日へ残したい名曲選 CDつきマガジン50 ローレライ』谷内六郎画、デアゴスティ-ニ・ジャパン、2005年(平成17年)
  • 『日本のうた こころの歌 明日へ残したい名曲選 CDつきマガジン94 いぬのおまわりさん』谷内六郎画、デアゴスティ-ニ・ジャパン、2007年(平成19年)

記事・論文

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  • 「樹下の一夜」『文藝春秋』1924年(大正13年)3月号所収[1]
  • 「塩の神は潮路の神」、「塩釜の釜」、「伊達政宗の製塩法」『塩と民族』日本講演協会、1943年(昭和18年)所収
  • 「雨情の歌謡」『国文学 解釈と鑑賞』1955年(昭和30年)8月号、第20巻第8号所収

脚注

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注釈

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  1. ^ 佐渡郡高千村入川の出身。
  2. ^ 1960年(昭和35年)10月10日、沓形岬に建立された詩碑「出船の港」除幕式。「郷里利尻島の人達がこの碑を建ててくれた。」時雨音羽編著『増補 日本歌謡集 明治・大正・昭和の流行歌』現代教養文庫、1971年 p.94
  3. ^ 藤原は米国カムデン本社にてこれら2つの曲を吹き込み、日本ビクターは1928年(昭和3年)逆輸入発売をした。時雨音羽編著『増補 日本歌謡集 明治・大正・昭和の流行歌』現代教養文庫、1971年 pp.94-95
  4. ^ 唱歌として文部省からの依頼で作詞。文部省唱歌の取り扱いとなっていたが、のち、文部省で押えているのは気の毒だからと、著作権は、作者あて返還された。時雨は「雪のふるさとのおもいでの歌である」と説明している。時雨音羽編著『増補版 日本歌謡集 明治・大正・昭和の流行歌』現代教養文庫、1971年 p.315
  5. ^ NHK「浪花演芸会」主題曲
  6. ^ 野口雨情の序文を得た。

出典

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  1. ^ a b c d e f [1]-『時雨音羽略年譜 利尻町役場2014年3月作成』
  2. ^ 時雨音羽編著『増補 日本歌謡集 明治・大正・昭和の流行歌』現代教養文庫、1971年 p.455