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法然寺 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
法然寺

山門
所在地 京都府京都市右京区嵯峨天竜寺立石町1
位置 北緯35度1分6秒 東経135度40分30.74秒 / 北緯35.01833度 東経135.6752056度 / 35.01833; 135.6752056
山号 極楽殿熊谷山
宗派 浄土宗
本尊 法然上人自作尊像
創建年 建久8年(1197年)5月
開山 法然
開基 蓮生
正式名 極楽殿 熊谷山 法然寺
札所等 法然上人二十五霊場第19番
公式サイト 京都 嵯峨嵐山 法然寺 法然上人二十五霊場第十九番
法人番号 2130005000336 ウィキデータを編集
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法然寺(ほうねんじ)は、京都市右京区嵯峨天竜寺立石町にある、浄土宗の寺院。 法然上人二十五霊跡第19番札所(熊谷入道護持の御影)[1]

歴史

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蓮生(熊谷直実)が関東に帰る時、法然の姿を拝したいと御影を懇願した。法然は自作の木像を与えた。蓮生は故郷の熊谷(くまがい)に帰り、熊谷寺(ゆうこくじ)を建立した。その後蓮生は京都に戻り、建久8年(1197年)5月、錦小路東洞院西の父貞直の旧地に法然を開山と仰ぎ、御影を安置して法然寺を建立した。

正安年間(1299年 - 1302年)に後伏見天皇が病気のとき、夢枕に法然が立ち、念仏をすれば病は平癒すると言ったので、そのとおりにすると、病気は治った。帝は当寺の法然像を見つけ、御所に召された。その時「極楽殿」の勅額を賜った。正親町天皇からは「熊谷山」の勅額も賜っている。その後天正19年(1591年豊臣秀吉により、寺町仏光寺に移転。昭和36年(1961年)に現在地に移転した。

寺宝

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  • 法然上人尊像(蓮生護持)
  • 蓮生上人尊像
  • 平敦盛像
  • 熊谷次郎直実の鎧で作ったという灯篭
  • 法然の肉牙の舎利
  • 後伏見天皇勅額
  • 正親町天皇勅額

墓所

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  • 法然上人御廟

脚注

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  1. ^ 法然上人御霊場 第十九番御詠歌 「ただ頼めよろづの罪はふかくとも わが本願のあらんかぎりは」

外部リンク

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