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ダンヒル / Dunhill

創業者はアルフレッド・ダンヒル。1880年に馬具用品の卸売会社として創業。アルフレッドはそこで働き始め、1893年に21歳の若さで家業を継ぎ、名前を自分の名前、「ダンヒル」と替えて新しいスタートを切る。それから衣類や小物の製造も始める。その頃登場した自動車が主流になると読み、ゴムのマット、警笛、ヘルメット、レザーのコート、グローブ、ゴーグルなど自動車に乗る人のための商品を多量に作った。アイデアいっぱいの製品たちは自動車愛好家たちに愛され、ダンヒルの名前は有名になった。 それからたばこ製品の販売を始め、たばこ、葉巻、パイプ、ライターはいまでも有名である。個人に合わせてブレンドする刻みたばこや、オープンカー愛好家のための風よけ付きパイプなどもあって、アイデアマンのダンヒルらしいといえる。彼が研究を重ねて作ったパイプは他の物の2倍の値段にもかかわらず上流階級や軍幹部によく売れた。1907年にはロンドンにブティックをオープンさせ、おしゃれな喫煙具をならべた。1923年シガーストアチェーンを経営していたアメリカのシュルツの出資によりロンドンにAlfredDunhillLtd.が創立される。1924年にはニューヨークにAlfredDunhillofLondonInc.を設立した。1957年にはライターが大ヒット。このライターの最初の輸出先は日本だった。それから服飾、アクセサリー、化粧品などが展開され、海外で大好評を博した。1993年にはフランスのカルティエも所有するスイスのリシュモングループの傘下に入った。現在では、メンズウェアから小物、時計、メンズアクセサリーまで取りそろえたトータルブランドとして成長した。 2014ワールドカップの日本代表の公式スーツ「勝負服」が、全国のダンヒルブティックで販売された。日本代表のオフィシャルスーツは2000年から2017年現在までダンヒルが作り続けている。 メンズに特化した商品を作り続けているのがダンヒルの特徴。古びることのないデザイン性、質感や素材に男らしさと気高さが感じられるアイテムは、「大人の男」としての魅力を放っている。人気アイテムはネクタイ、財布、バッグ、スーツなどで、アクセサリーを持っているだけでもステイタスになるといわれている。東日本大震災以降、オーダースーツの売り上げが倍になった。それは「よいものを長く使う」という価値観の変化からではないかといわれている。 ★ダンヒルに関連する最新コレクション: ★ダンヒルに関連する注目記事: ・ダンヒル、2016年のサッカー日本代表オフィシャルスーツを発売ダンヒルがクラシックカーのイベント「ラリーニッポン 2015」...ダンヒルの「ボードン」コレクションに「バイカラー」が登場 ★ダンヒルに関連する注目動画: ・ブランドに新しい風を吹き込んだダンヒル──ニューデザイナー... ★ダンヒルに関連するサイト: ・VOGUEでダンヒルを見るWikipediaでダンヒルを見るFacebookでダンヒルを見るInstagramでダンヒルを見るTwitterでダンヒルを見るダンヒル公式サイト