ミュージシャンとしてだけでなく、ビジネスウーマン、そしてファッションアイコンとしてその地位を不動のものとしているリアーナ。そんな彼女が今、次なるイット・デザイナーとして目を掛けるのが、ロンドンを拠点とするジャワラ アレイン(JAWARA ALLEYNE)だ。
リアーナは今年7月、ニューヨークでアレインによるグラフィックTシャツをプーマ(PUMA)のトラックボトムとスニーカー、グッチ(GUCCI)のトートバッグ、そしてジェントル モンスター(GENTLE MONSTER)のサングラスとともに着用しているところをキャッチされているが、この日以前にも2024年春夏コレクションを幾度となく纏っており、すでにかなりの数のアイテムを手に入れていることがわかる。
リアーナのお墨付きを得るのは決して容易なことではなく、彼女のワードローブにこれほどの影響を与えたデザイナーの数は多くない。今年4月、彼女は元スタイリストのメル・オッテンバーグとのインタビューでもアレインを支持し、メットガラでは彼によるカスタムドレスを着用する予定だった。あいにくインフルエンザによる体調不良のためそのルックはお蔵入りとなってしまったが、それから1週間も経たないうちに、彼女は2024年春夏コレクションのドレープスカートを穿いているところが目撃されている。
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長年のミューズであったリアーナのサポートを得るということは、アレインにとって大きな意味を持つ。「歴史的にグローバルなファッションシーンでの表現が限られていたカリブ海出身者として、リアーナのサポートには力づけられると同時に、勇気をもらっています。彼女は私の作品に対する姿勢に影響を与えてくれる存在です」とデザイナー。現在はリアーナが着用したアイテムのオーダーメイドサービスもローンチしている。「私のコレクションにはセンシュアリティが宿っています。着る人が自分らしくいられるような服を作っていきたいです」
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Text: Daniel Rodgers Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK