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ウェルビーイング / Well-being

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)」は、ウェルビーイングを人間とエコシステムの両方を考慮に入れて定義している。人間のウェルビーイングは、「自身の目標を目指し、成長し、自身の生活に満足感を得られ、物質的な生活環境や生活の質などの人間のあらゆる要求を満たして実存している状態」と定義されている。エコシステムのウェルビーイングは、「多様性と質を維持する」ことができるかどうかで判断される。気候危機や持続可能な開発、システム・シンキングなどの言葉の背景には、人間とエコシステムのウェルビーイングが相互にバランスを取りながら維持され、育まれていることが大前提としてある。