産業統計委員会

2024年度委員会活動計画

（1）委員会の目的

1. 「インサイト産業への進化」を期すための基礎資料として、ESOMARが提唱する8 セグメントの日本の市場規模を推計・公表する。
2. 間接的に、マーケティング・リサーチの周辺領域の企業・団体等を巻き込んだ活動 強化に貢献することを目指す。

（2）活動背景

1. 国際的にマーケティング・リサーチ業から「インサイト産業への進化」を目指す取 り組みが進んでおり、日本も同じ視点に立って業界の発展を期すことが求められてい る。
2. しかし、日本では8セグメントのうち5セグメントの実態が十分には把握できてお らず、現状で可能な限りの市場規模を推計し、精緻化する必要に迫られている。

（3）活動内容

1. 毎年の経営業務実態調査及び独自のヒアリング調査等を基に、国際統計に準じる形 式の市場規模推計を行い、かつ維持するための調査研究を行う。
2. 「インサイト産業への進化」を図るための関連情報を収集・分析するとともに、周 辺領域へのネットワーク拡大を図る。
3. 推計結果の広報を通じ、業界のPRと地位向上に努める。

（4）活動目標

1. 2024年6月末を目途に、2023年度の日本のインサイト産業統計を作成する。特に、 「デジタルデータ分析（MarTech）」領域の精緻化が課題である。
2. 引き続き『日経産業地図』への掲載働きかけ（2024年8月目標）、会員社向け説 明会等の広報・PRを実施する。
3. ESOMAR “Global Market Research 2024”に日本の新市場推計値を掲載する。 （2024年9月公表予定）

2023年度委員会活動報告

（1）委員会の目的

1. 「インサイト産業への進化」を期すための基礎資料として、ESOMARが提唱する8セグメントの日本の市場規模を推計・公表する。
2. 間接的に、マーケティング・リサーチの周辺領域の企業・団体等を巻き込んだ活動強化に貢献することを目指す。

（2）活動概要

1. 従来の経営業務実態調査に加え、主に「経営コンサルティング／シンクタンク」領域の推計に取り組んだ。
2. 両者を総合し、8セグメント別の日本の市場規模推計・公表に取り組んだ。

（3）活動内容

1. 毎年の経営業務実態調査及び独自のヒアリング調査等を基に、国際統計に準じる形式の市場規模推計を行い、かつ維持するための調査研究を行った。
2. 「インサイト産業への進化」を図るための関連情報を収集・分析するとともに、周辺領域へのネットワーク拡大を図った。
3. 推計結果の広報を通じ、業界のPRと地位向上に努めた。

（4）活動成果

1. 2023年6月末に、2023年度（2022年データ）の日本のインサイト産業統計を作成・公表。
2. 『日経産業地図 2024』への掲載を実現（2023年8月）。 会員社向け説明会等は実施できなかったが、各方面に広報・PRを行った。
3. 新セグメント（特にMarTech）の推計に不確実さがあり、ESOMAR “Global Market Research 2023”への新セグメント詳細推計値掲載は見送った（従来型調査セグメントのみ提出）。 代わりに、日本全体の推計値（1.67倍）に関するレポートを提出、GMRに掲載された。
4. 「デジタルデータ分析（MarTech）」領域については十分な成果を上げられなかった。

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